エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

金谷ホテルのレストラン

2011年08月11日 | グルメ
日光金谷ホテル(にっこうかなやホテル)は、栃木県日光市上鉢石町にあるホテルである。
実に古くてしかし、上質なサービスを連綿として提供しているのである。



神橋である。
日光にドライブに出かけ、神橋ほとりのレストランで中食をいただいた。

神橋は、山間の峡谷に用いられた「はね橋」の形式としては我国唯一の古橋であり、日本三大奇橋(山口県錦帯橋、山梨県猿橋)の1つに数えられているのである。



1873年(明治6年)6月開業で、現存する日本最古のリゾートクラシックホテルとして、登録有形文化財、近代化産業遺産に指定されているのであって古式ゆかしいホテルなのである。。

このホテルには、アインシュタイン博士(1922年)、ヘレン・ケラー(1937年)なども滞在したことがあるのだ。



これがカフェ・レストラン「匠」である。
1Fは、ベーカリーと売店、それにそば類の食べられる食堂となっている。



店内の雰囲気はなかなかによろしい。
よろしいけれど、空調は効いていない。
窓を開け放してあるので小虫が飛翔している。

それは目障りである。



地鶏のローストトマト味の一皿である。
鳥肉の噛みごたえは十分であり滋味のある肉汁が浸み出してくる。
美味しいのである。



カニクリーム・コロッケの一皿である。
カニの風味が残されている一品である。



パンのチェーン点を運営しているだけあって、風味のあるパンが出される。
いわゆる「ホテル・ブレッド」である。



値段もそこそこであって、ホテルの品位を守っている。



ランプもそれなりである。
いかにも日光らしい雰囲気だ。



壁は剥げ落ちそうだけれど、踏ん張っている。
レジに行くと、古い以前のレジスターが置いてあった。



もう一台。



考えてみると、このレジスターを使っていたのは、ほんの20数年前までである。
長足の進歩を感じさせる二機である。





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 荒野人


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