エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

刀豆(なたまめ)の結実

2009年10月04日 | 旅行
奥嵯峨の畑で「刀豆」が実っていた。
おおきな豆である。



まるで、刀というより鉈(なた)の刃のようである。
大鉈を振るう・・・その時に使いたいような衝動に駆られる。
感動的な大きさである。



まさにぶら下がっている!のである。

この豆は、主に福神漬に使われるのである。
この京都・奥嵯峨が日本一の産地だそうである。



カレーのお供である。
濃厚なカレーを食べるときに、口の中がさっぱりするのである。

箸休め・・・でもある。

福神漬けの定義はこうだ。

「福神漬(ふくじんづけ、「ふくしんづけ」と呼ぶ地方も多い。)は、非発酵型の漬物の一種で、ダイコン、ナス、ナタマメ(鉈豆)、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマなどの7種の野菜類を細かく刻み、醤油と砂糖やみりんで作った調味液で漬けたもの。」

だそうである。
この定義では、刀豆ではなく鉈豆となっている。

なるほどである。
食品に深い哲学あり!
である。





今が旬の収穫時期である。







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                    荒野人


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