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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

青きもの

2016年08月25日 | ポエム
青柿といい、青榠樝といい、夏の終わりは若々しい。
見上げれば、青々とした空。
その呼吸は、シンコペーションである。



夏のシンコペーションは、青きものである。







「青柿の形すこやか二つ三つ」







榠樝と蜜柑。
青きものの代表格である。
ただし、青蜜柑は秋の季語である。



青柿は、夏の季語となっている。



この樹の下には、蝉の穴が穿たれている。
幼虫の這い出して来た、穴である。

明日はもう一度、蝉時雨の風景をお見せしたいものである。



      荒 野人