夏帽子、美しい単語である。
帽子は一年を通じて被るけれど、夏の帽子は格別である。
何が格別かって・・・それは汗とセットでなければならない。
冬の防寒、春や秋のお洒落と違って人の匂いがする。

「夏帽子不穏なままの日ざしかな」

夏帽子をいま詠っておかなければ、秋の気配が強くなってしまう。
そんな季節感なのである。
昨日も一昨日も、厭な天気であった。
今日以降も当分、厭な天気だと予報がされている。

夏らしくない。
これもまた、温暖化に所以するのだろうか。
すっきりと晴れた、夏の日が恋しい。
荒 野人
帽子は一年を通じて被るけれど、夏の帽子は格別である。
何が格別かって・・・それは汗とセットでなければならない。
冬の防寒、春や秋のお洒落と違って人の匂いがする。

「夏帽子不穏なままの日ざしかな」

夏帽子をいま詠っておかなければ、秋の気配が強くなってしまう。
そんな季節感なのである。
昨日も一昨日も、厭な天気であった。
今日以降も当分、厭な天気だと予報がされている。

夏らしくない。
これもまた、温暖化に所以するのだろうか。
すっきりと晴れた、夏の日が恋しい。
荒 野人