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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

シランの花

2014年04月28日 | ポエム
シランの花が満開を迎えようとしている。
鉢植が多いのだけれど、地植えはキラキラして綺麗である。



紫の蘭・・・シランなのである。

実は、昨日ある会合があって浜松町に出かけたのである。
会合の前、浜松町駅の隣り「芝離宮」を散策したのであった。



浜松町から見える、東京タワーの雄姿。
スカイツリーも良いけれど、東京タワーはやはり老舗である。

見た目も「かっこ良い!」



ところで、芝離宮は池を中心にした大名庭園である。
芝離宮の隣りが浜離宮である。

芝離宮は入ると、直ぐの場所に藤棚がある。
昨日は、爽やかな風が吹いていて「藤の風」が肌に気持ち良かった。







「紫蘭咲き海底の揺れ現わるる」







シランは紫をもって嚆矢とするが、白のシランもある。



なかなかに風情がある花である。
「日はまた昇る」などという谷村の歌もある。
実は、野人の「おはこ」であった。



誰の上にも、おひさまは等しく上ってくる。
説得力のある歌詞が連なっている。

もう人に聴かせなくなって・・・何年経つだろうか。
所詮、お追従の美学に堕するだけの話である。



       荒 野人