合歓の花

合歓の花を見た。
華やかな花である。



山間地で良く目にする花であるけれど、都市部の公園にも咲いているのである。
淡いピンクの花が目に飛び込んできたとき、嬉しかった。



毎年出会う事の出来る・・・ということが限りなく嬉しいのである。
「嗚呼、今年も咲いている！」
それが胸に沁みるのだ。







　「緋扇を重ねて床し合歓の花」







俳句はこの一つだけ詠んだ。



この合歓の花。
例えば、ある家電メーカーのコマーシャル・ソングで出てくる「この木なんの木」の木でもある。



これはハワイにある公園のど真ん中にある合歓の木である。
いまは、もう中学2年になった一番上の孫がこの木で遊んだ。
「合歓の木」あるいは「合歓の花」そんな思い出もある木だ。




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