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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

半月の空

2010年07月19日 | 日記
半月が空にかかっている。

今日の空は美しかった。
その分、半月がしみるのである。



今夜の半月は昼間から空に浮いていたのである。
ジリジリと照りつける陽射しは遠慮会釈もなかった。



雲水はかくあろうか!
というほど見事な雲が天を覆っていた。



雲流るる果てに、地球の果てがあると信じられたら楽しいであろう。
牧歌的な感性よ、蘇れ!



もう片身を隠さないでくれたまえ。
恥ずかしがる必要もないのである。

月の、楚々として凛とした存在こそが時代を進める闇夜を照らし続けた竿灯である。
ぼくもそうありたい!と生きてきたのだったけれど、評価は棺桶の蓋が閉まるまでは確定しないのである。

ぼくの直面するのは、老いである。
自然を愛して生きていこうかと思う。






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                     荒野人