goo blog サービス終了のお知らせ 

エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

行列の店で食す親子丼・・・中村農場の食堂

2010年12月04日 | グルメ
北杜市高根町にある中村農場は、かなり以前から養鶏を営んでいたのである。
鶏卵に特徴を持たせることで、単なる養鶏業から鶏に関する総合的なビジネスに成功したと言える。

もっとも、そのためにマスコミが手を貸したであろうことは言を俟たない。



この日(昨日)朝、大気は冷え込んだのであった。
長い霜柱が柔らかな畑の土を押し上げていた。



昨夜は、雪がチラついたのであるけれどその名残が枯葉の上に残っている。
見上げると、八ヶ岳の頭が白くなっている。



今日は晴天に恵まれた。



カラマツの梢はあくまでも冷徹である。
鋭いのである。

こんな日は、かねてより気になっていた「旨いもの」を食すに限るのである。
そんなわけで、車で30分程の場所にある「中村農場」に出かけたのであった。



この親子丼を食べるために、人は遠くより出かけて来ているのである。
行列のできる親子丼である。

丼の赤っぽい部分は鶏卵の黄身である。
親子丼は980円である。

また、プディングがあるというのでそれも注文してみたのである。



まったりとして濃厚な味である。
このプディングは350円。

腹いっぱいになって清里の清泉寮を通って八ヶ岳の麓に向かったのである。



清泉寮から見る富士山である。
もちろん、ここでソフト・クリームを頂いたことは当然のならいである。
寒さに震えながらソフト・クリームを舐め続けたのであった。



清泉寮の向こうに見える八ヶ岳である。
八ヶ岳の姿は見る場所で形を変える。
当然である。



赤い橋の向こうに聳える八ヶ岳である。
いま、温泉から帰ってきてこのブログを書き始めたのである。

見上げる空は満点の星空である。

明日は野菜を収穫して帰京する。
明日は、夜にブログをアップすることになると思う。






にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                     荒野人

ギンナンは臭い、されど美味い!

2010年11月11日 | グルメ
見上げた高い空である。



風が吹くと、パラパラと何物かが落下してくる。
その正体は、ギンナンである。



足元はギンナンの絨毯となっているのだ。
自然の恵みをもたらす風に感謝である。



ギンナンの実もさることながら、こうして落ちてくる黄葉した葉のハラハラとした風情も秋の魅力である。



1つ所にまとめて、ビニール袋に素早くしまい込む。
これをのろのろとしていたら、悪臭が漏れだしてくる。

そんな強迫観念すら覚える臭いである。
作業は迅速にするに限るのである。



もう・・・箒で掃いてまとめたくなるような舗道であった。

風は適度に吹いてギンナンを落とし続けた。



枯葉は、徐々にまとめられる。
しかし、ギンナンはそうはいかない!

丁寧に一つずつ拾い集める。
それも素早く!

そうした集め方が正しいのであり、ギンナン拾いの作法である。







にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                     荒野人

和菓子を食べる・・・落ち着く甘さで癒される

2010年11月06日 | グルメ
和菓子の世界は広いのである。
出来るなら、静かに落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと頂きたいものである。



そして、お抹茶とともに茶うけとして食したいのである。

まったりとした甘さ・・・和三盆の甘さであって欲しい。
小さくても適度な重さを感じていたいものである。
食すのだけれど、姿形は穏やかであって欲しい。
食すのが勿体ないくらいの美を保持していて欲しい。

例え和菓子であっても、姿正しからざるは食せず!
と言いたいもである。

和菓子には様々な要望が寄せられるのである。
それは伝統と格式の為せる業である。



和菓子(わがし)とは、日本の伝統的製造法で作られた菓子のことと定義する。
明治時代以降にヨーロッパなどから新しく日本に入ってきた洋菓子に対して使われる言葉である。

遣唐使によって伝来した唐菓子や、宣教師によってもたらされた南蛮菓子も和菓子に含めるとする意見が主流である。



和菓子を頂く時は、花なども愛でながらが基本であって欲しいのである。

和菓子の日もある。
全国和菓子協会が1979年(昭和54年)に制定した記念日で、毎年6月16日である。



和菓子の歴史は古い。

平安中期の承和年間、国内に疫病が蔓延した。
仁明天皇は年号を嘉祥と改め、その元年(848年)の6月16日に、16個の菓子や餅を神前に供えて疾病よけと健康招福を祈ったとされるのである。



季節は晩秋。
静謐を保ちつつ、美味しい和菓子を頂きたいものである。







にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                     荒野人


ブラウニーをいただいたのである

2010年10月17日 | グルメ
ブラウニーという西洋菓子がある。
黒いケーキである。



ブラウニー (Brownie) は、スコットランドや北部イングランドで伝承されている伝説上の妖精のひとつである。
民家に住み着いてその家を栄えさせるなど、日本の座敷童子に近い存在である。



木の実として胡桃を入れて焼き上げるのであるけれど、レシピ通りに焼いてくれた。
長女の労作である。

しっとりとして、重く、かつ旨いのである。

ブラウニーの容姿で最も多く伝承されているのが、身長は1メートル弱で、茶色のボロをまとい、髪や髭は伸ばし放題というものである。
この茶色(ブラウン)を基調とした容姿から、ブラウニー(茶色い奴)と呼ばれる。

洋菓子「ブラウニー」は黒いのである。
おの黒さはココアの色である。



この日、空にはうろこ雲が浮遊していた。

秋のお菓子である。





にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                     荒野人

今夜のメイン・ディッシュはトリモツ煮である

2010年10月10日 | グルメ
なんと…久しぶりにトリモツを買う事が出来たのである。
これはもう、トリモツ煮しかない!

我が故郷・甲府のトリモツ煮である。
B級グルメでグランプリとなったあの「トリモツ煮」である。



約1キロのトリモツである。
下ごしらえがなかなか大変なのである。

因みに、この料理は下ごしらえから完成までぼくが作ったのである。

このトリモツ煮は、ぼくが子どもの頃からあった惣菜である。
家で飼っていたニワトリを「絞めて」そのモツを美味しくいただいた料理である。

黄色の玉は、卵の黄身である。



この照り!
美味しそうである。



因みにこの惣菜は、レタスもしくは白菜の柔らかい葉を敷いてその上に載せて食べる。
野菜ごと食べるのである。

丁寧にモツをカットし、塩で洗う。
それを多めの湯であく抜きするのである。

タレの分量は下記の通り。
トリモツ700グラム相当の分量である。

★醤油 100cc
★酒 大さじ2
★みりん 大さじ2
★ざらめ(砂糖) 100g
★おろし生姜 小さじ2
★長ネギ(青い部分)

ぼくはこれに、更に千切りした生姜をたっぷりと入れてタレが少なくなるまで煮しめていく。

すると、この写真のように照りのある甘辛いトリモツ煮が完成するのである。
試食した結果・・・誠に美味い!!!

のである。
夕食が楽しみである。





にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                     荒野人