「目は口ほどにものを言う」という言葉があるが、今回は「ハンカチは口ほどにものを言う」というお話。
真紀(南沢奈央)はふたつの自分の間で葛藤しているんですね。
ひとつは〝刑事〟としての自分。
もうひとつは〝娘〟としての自分。
殺人の可能性が十分にあったのに妥協して自殺として処理してしまった23年前の事件。
真紀の父・樋口彰吾(佐戸井けん太)はこのことを悔やみ、刑事を辞めて警察学校の教官になったが、その妥協が23年後、同様の事件を生んでしまった。
〝刑事〟の真紀はそんな父親の妥協を責め、正義を教える警察学校の教官としてふさわしくないと断罪する。
しかし、〝娘〟としては、つらい。
だからハンカチを握りしめながら教官失格の引導を父親に渡す。
真紀は刑事としてストイックですね。
普通なら身内に対して甘くなってしまうのにそれをしない。
冠城(反町隆史)が「お父さんは妥協した贖罪のために刑事を辞めて教官になった」と助け船を出したのに、それも否定した。
この厳しさは、右京さん(水谷豊)に通じるものがある。
もし、次の相棒が真紀になったら、法と正義のために突っ走るふたり組が誕生しそう(笑)
一方、冠城は甘い。
教官・樋口による警察学校時代の冠城の評価は<軽口でおどけているが、矜恃があり、正義を貫く強さを持っている>というものだったが。
…………
右京さんも刑事としての厳しさを見せた。
「警察学校は犯罪を有利におこなうために警察捜査のノウハウを学ぶ犯罪者養成学校だ」と、うそぶく犯人に対して、
「警察官を舐めるんじゃないっ!!」
おっかねえ~、右京さん。
でも、警察官がみんな右京さんや真紀みたいな人ばかりだったらいいのにね。
しかし、現実は──
女性をレイプしたジャーナリストが安倍官邸に近いというだけで逮捕されないんだもんな~。
それを指導したのが、当時、警視庁の刑事部長だった中村格。
そして、現在、中村は警察庁総括審議官にご出世だ。
森友問題で虚偽国会答弁をしてた財務省・佐川理財局長も国税庁長官に。
ああ、ほんとイヤになるよ。
だから、せめてドラマの中だけでも正義が機能してほしい。
真紀(南沢奈央)はふたつの自分の間で葛藤しているんですね。
ひとつは〝刑事〟としての自分。
もうひとつは〝娘〟としての自分。
殺人の可能性が十分にあったのに妥協して自殺として処理してしまった23年前の事件。
真紀の父・樋口彰吾(佐戸井けん太)はこのことを悔やみ、刑事を辞めて警察学校の教官になったが、その妥協が23年後、同様の事件を生んでしまった。
〝刑事〟の真紀はそんな父親の妥協を責め、正義を教える警察学校の教官としてふさわしくないと断罪する。
しかし、〝娘〟としては、つらい。
だからハンカチを握りしめながら教官失格の引導を父親に渡す。
真紀は刑事としてストイックですね。
普通なら身内に対して甘くなってしまうのにそれをしない。
冠城(反町隆史)が「お父さんは妥協した贖罪のために刑事を辞めて教官になった」と助け船を出したのに、それも否定した。
この厳しさは、右京さん(水谷豊)に通じるものがある。
もし、次の相棒が真紀になったら、法と正義のために突っ走るふたり組が誕生しそう(笑)
一方、冠城は甘い。
教官・樋口による警察学校時代の冠城の評価は<軽口でおどけているが、矜恃があり、正義を貫く強さを持っている>というものだったが。
…………
右京さんも刑事としての厳しさを見せた。
「警察学校は犯罪を有利におこなうために警察捜査のノウハウを学ぶ犯罪者養成学校だ」と、うそぶく犯人に対して、
「警察官を舐めるんじゃないっ!!」
おっかねえ~、右京さん。
でも、警察官がみんな右京さんや真紀みたいな人ばかりだったらいいのにね。
しかし、現実は──
女性をレイプしたジャーナリストが安倍官邸に近いというだけで逮捕されないんだもんな~。
それを指導したのが、当時、警視庁の刑事部長だった中村格。
そして、現在、中村は警察庁総括審議官にご出世だ。
森友問題で虚偽国会答弁をしてた財務省・佐川理財局長も国税庁長官に。
ああ、ほんとイヤになるよ。
だから、せめてドラマの中だけでも正義が機能してほしい。
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