前半はチャンバラ、後半はキュンキュン・ラブストーリー(相手は鈍感な男)。
大衆エンタテインメントに徹していますね。
三好長慶襲撃計画を偶然知ってしまうご都合主義!
ケガをして駒(門脇麦)に再会するベタな展開!
物語がスムーズに展開することを重視している。
僕はこういうの嫌いじゃないです。
チャンバラは細川晴元(国広富之)と三好長慶(山路和弘)の対立が原因。
紅い紅葉の散りばめられた庭で大立ち回り。
光秀(長谷川博己)、細川藤孝(眞島秀和)、松永久秀(吉田鋼太郎)、三好長慶が背中合わせて刀を構え、敵に立ち向かう。
ここに至る過程で、三淵藤英(谷原章介)が「細川家の内輪の争いに将軍家は関係ない。干渉すべきではない」と突っぱねたのは、なかなか上手い作劇。
何の障害もなく物語がスムーズに展開したらハラハラドキドキがなくなってしまう。
これに絡めて、光秀の「将軍の力に拠って国を治めるべきだ」という政治観・国家論を描けたのもよかった。
結果、光秀が将軍・義輝(向井理)の信頼を得ることにも繋がった。
………………
ラブストーリーパートではこのシーンが好き。
青い空と白い雲。
遠くに見える山々。
その中にポツンといて会話をしている光秀と駒。
すごいロングショットですね。
この前のシーンはもっとロングだった。
ふたりのやりとりを表情でなく、敢えてロングで取ったのは視聴者に想像の余地を与えるためだろう。
光秀にどうしてもついていきたい駒の可愛い駆け引き。
この時、駒はどんな顔をしていたのか?
光秀が「はい」と返事をした時の駒の表情はどうだったのか?
想像しただけでドキドキする。
空と雲と山々はシーンにさわやかな印象を与える。
離れて歩いているのを撮ることで、ふたりの心の距離感もわかる。
そして、焚き火を前にいっしょに筵に入るシーン。
駒ちゃん、どうしてためらってるんだ?
光秀、鈍いなあ。
ラストは焚き火の火が消えてフェイドアウト。
演出は大原拓さん。
上手いなあ。大原さんの名前覚えておこう。
大衆エンタテインメントに徹していますね。
三好長慶襲撃計画を偶然知ってしまうご都合主義!
ケガをして駒(門脇麦)に再会するベタな展開!
物語がスムーズに展開することを重視している。
僕はこういうの嫌いじゃないです。
チャンバラは細川晴元(国広富之)と三好長慶(山路和弘)の対立が原因。
紅い紅葉の散りばめられた庭で大立ち回り。
光秀(長谷川博己)、細川藤孝(眞島秀和)、松永久秀(吉田鋼太郎)、三好長慶が背中合わせて刀を構え、敵に立ち向かう。
ここに至る過程で、三淵藤英(谷原章介)が「細川家の内輪の争いに将軍家は関係ない。干渉すべきではない」と突っぱねたのは、なかなか上手い作劇。
何の障害もなく物語がスムーズに展開したらハラハラドキドキがなくなってしまう。
これに絡めて、光秀の「将軍の力に拠って国を治めるべきだ」という政治観・国家論を描けたのもよかった。
結果、光秀が将軍・義輝(向井理)の信頼を得ることにも繋がった。
………………
ラブストーリーパートではこのシーンが好き。
青い空と白い雲。
遠くに見える山々。
その中にポツンといて会話をしている光秀と駒。
すごいロングショットですね。
この前のシーンはもっとロングだった。
ふたりのやりとりを表情でなく、敢えてロングで取ったのは視聴者に想像の余地を与えるためだろう。
光秀にどうしてもついていきたい駒の可愛い駆け引き。
この時、駒はどんな顔をしていたのか?
光秀が「はい」と返事をした時の駒の表情はどうだったのか?
想像しただけでドキドキする。
空と雲と山々はシーンにさわやかな印象を与える。
離れて歩いているのを撮ることで、ふたりの心の距離感もわかる。
そして、焚き火を前にいっしょに筵に入るシーン。
駒ちゃん、どうしてためらってるんだ?
光秀、鈍いなあ。
ラストは焚き火の火が消えてフェイドアウト。
演出は大原拓さん。
上手いなあ。大原さんの名前覚えておこう。
いつもありがとうございます。
>藤孝の兄三淵藤英が以前よりは関係良好となった松永久秀の所に連れて行ってくれる。
>その久秀はキーマン伊平次の居所を知っていて、伊平次の所に連れて行ってくれる。
そうそう、前回はこういうのもありましたね。
前回のTEPOさんご指摘の、伊平次は光秀の知り合いで恩を受けていたというのもありました!
光秀は本当に「ラッキーマン」。
みんなが親切に対応してくれる!
まあ、ここまで調子よく事が進むとシラけたりするものですが、演出や役者さんの力のせいか、あまり違和感がありませんね。
後半はどうなるんでしょうね。
暗くなるんでしょうか?
当座の悲劇は三好長慶、斎藤道三、松永久秀……。
つらいシーンも多くなりそうですね。
最近は娯楽大好きの私も同様です。
それにしても、前回以降の展開……後の盟友細川藤孝とのやや険悪な(これもお約束)出会いの後は、
藤孝の兄三淵藤英が以前よりは関係良好となった松永久秀の所に連れて行ってくれる。
その久秀はキーマン伊平次の居所を知っていて、伊平次の所に連れて行ってくれる。
その伊平次は旧知の人物で、「鉄砲研究(分解)」のmissioncompleteのみならず、久秀暗殺計画の情報を教えてくれる。
三淵の「突っぱね」はおっしゃるとおり障害のように見えて、将軍義輝の目にとまる機会を与えてくれている。
一連の事件は藤孝との友情をもたらしてくれている。
さらには、チャンバラでの「適度な重傷」が駒との再会までもたらしてくれる。
さながら「ラッキーマン」―そういう題名の漫画がありました―ですね。
こんなに調子が良いと、信長のもと、秀吉が立ちはだかるであろう後半部との落差が今から怖いくらいです。
もっとも、今のこの時期は光秀を取り巻く人間関係―「三傑」中心ドラマではまず描かれることはない―を描いておくことが目的なのかもしれません。
ヒーロー、ヒロインの「鈍感さ」は恋愛パート絶好の味付けですね。
件の韓国時代劇では二人とも鈍感なのですが、駒ちゃんは自覚的に光秀を慕っているようです。
ところで、今回彼女の身の上について初めて明らかになった「旅芸人一座」の存在は、おそらく今後重要な意味を持ってきそうな気がします。