平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ポルトガル・北朝鮮戦 にわかサッカーファンがサッカーを語る

2010年06月22日 | スポーツ
 にわかサッカーファンが、ポルトガル・北朝鮮戦を見た。
 これだけ実力差があると、僕のような素人ファンにもわかりやすい。
 やっぱり優勝候補のチームは、スピード・パワー・戦術すべてが違いますね。

 昨日のゴールショーの内容は次の様なもの。
 選手名はロナウド以外、わからないので選手A・B・Cで。
 まず見事だったのが選手A・B・Cの三人の選手によるゴール。
 選手Aがボールを獲ってBへパス。
 敵の守りが堅くシュートできない選手Bは再びAにボールを返す。
 そして選手Aは何と逆サイドから走り込んで来た選手Cにパス。
 選手Cはそのままシュートでゴール!!
 選手Cは逆サイドから走り込んできたため、敵のディフェンス陣がいないのだ。
 だから簡単にゴール出来る。
 サッカーでは、この選手Cの存在が大きいのだと僕は理解した。
 日本チームは、A→Bの攻撃はする。しかしCがいない。

 ポルトガルはこんなゴールもした。
 選手AがBにパス。そしてBがシュートしてゴール。
 A→Bの攻撃だが、何とこの時、選手Cが同じように逆サイドから走り込んでいた。
 Bのシュートが決まらず、こぼれ球になった時、Cが押し込んでゴールを決めるためだ。
 これで得点の可能性、確率は大きく増える。
 逆サイドからのCの存在の有無で得点力が変わってくる。

 あと気づいたのは個人技。
 北朝鮮戦で見せたロナウドの背中と頭にボールを乗せて打つシュート。
 これは個人技のすごさ以外の何者でもない。
 こういう個人技の有無で勝敗の行方が変わってくる。

 勝敗の行方を左右すると言えば、ミドルシュートの有無もそう。
 今回のポルトガル・北朝鮮戦でも見られたが、日本が敗れたオランダ戦での1点はミドルシュートに拠るものだった。
 ゴール前の混戦、攻防から離れて後方から打つミドルシュート。
 守る側にしてみればかなり意表をつくものであろう。
 ゴール前で攻めている選手は後方のミドルシュートを打つ選手にパスする。
 この後方パスを決めるには、ミドルシュートを打つ選手が自分の後ろにいることを知っていなければならない。
 またミドルシュートを打つ選手は、ゴール前で選手が入り乱れる中の隙間をついて的確にシュートしなければならない。
 これも高度なテクニックだ。

 A→B→C攻撃、個人技、ミドルシュート。
 これら攻撃の手札を多く持っている方が勝利に近づくんですね。
 どんなことでもそうだが、物事は極めていくとやはり奥が深い。
 ポルトガルの次の相手はブラジルか。
 ヨーロッパとラテンサッカーの違いを確認する意味でもぜひ見てみよう。



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