★今期のドラマは「いい人」が主人公の作品が多い。
「あしたの、喜多善男」の善男(小日向文世)。
「ボンビーメン」の小山一美(小栗旬)。
「薔薇のない花屋」の汐見英治(香取慎吾)。
この世の中で「いい人」が生きていくのは大変だ。
「ボンビーメン」の一美は借金地獄。
「喜多善男」の善男は自殺を考えている。
善男の人生でよかったと思えることは元妻・みずほ(小西真奈美)と愛し合えたこと。
美しい記憶。輝く思い出。
だが、みずほと再会してその輝く思い出が幻想であったことがわかる。
みずほは善男との記憶を否定したがっていた。
過去にも裏切られ、未来にも希望の持てない男。それが善男だ。
「いい人」の人生とはこの様なものなのか?
「ボンビーメン」の一美は若き日の善男で、彼も善男の年齢になると自殺を考えるのか?
こんな善男と対照的に「薔薇のない花屋」の「いい人」英治は幸せだ。
愛する娘がいる。
決してあせることのない死んだ妻との思い出がある。
仲間がいる。
もっとも死を前にした善男には平太(松田龍平)や元アイドル・宵町しのぶ(吉高由里子)など、心を通わせる仲間が現れたが……。
いい人の人生とは?
善良に生きるとは?
美しいものなのか?つらいものなのか?
それぞれの作者がどの様に結論を出すか見ていきたい。
※追記
善男としのぶの関係は面白い。
「○○させてあげる」
「○○させてもらって嬉しい?」
『させる』というのは受身の言葉。
受身というのは受け入れるということ。
一定の線は引かれているが、善男はしのぶに受け入れられているのだ。
また同時に「嬉しい」と言ってくれる善男はしのぶにとっても救いなのだ。
※毎回出てくる中村屋のカレー。
時々行くけど確かにおいしい。
「あしたの、喜多善男」の善男(小日向文世)。
「ボンビーメン」の小山一美(小栗旬)。
「薔薇のない花屋」の汐見英治(香取慎吾)。
この世の中で「いい人」が生きていくのは大変だ。
「ボンビーメン」の一美は借金地獄。
「喜多善男」の善男は自殺を考えている。
善男の人生でよかったと思えることは元妻・みずほ(小西真奈美)と愛し合えたこと。
美しい記憶。輝く思い出。
だが、みずほと再会してその輝く思い出が幻想であったことがわかる。
みずほは善男との記憶を否定したがっていた。
過去にも裏切られ、未来にも希望の持てない男。それが善男だ。
「いい人」の人生とはこの様なものなのか?
「ボンビーメン」の一美は若き日の善男で、彼も善男の年齢になると自殺を考えるのか?
こんな善男と対照的に「薔薇のない花屋」の「いい人」英治は幸せだ。
愛する娘がいる。
決してあせることのない死んだ妻との思い出がある。
仲間がいる。
もっとも死を前にした善男には平太(松田龍平)や元アイドル・宵町しのぶ(吉高由里子)など、心を通わせる仲間が現れたが……。
いい人の人生とは?
善良に生きるとは?
美しいものなのか?つらいものなのか?
それぞれの作者がどの様に結論を出すか見ていきたい。
※追記
善男としのぶの関係は面白い。
「○○させてあげる」
「○○させてもらって嬉しい?」
『させる』というのは受身の言葉。
受身というのは受け入れるということ。
一定の線は引かれているが、善男はしのぶに受け入れられているのだ。
また同時に「嬉しい」と言ってくれる善男はしのぶにとっても救いなのだ。
※毎回出てくる中村屋のカレー。
時々行くけど確かにおいしい。
コメントありがとうございます。
「1ポンドの福音」、確かにシスターは「いい人」ですよね。
「斉藤さん」は1話しか見ていないのですが、なるほど、人のために一生懸命ですね。
こんなに「いい人」が描かれるなんて時代の要請なのでしょうか?
いずれにしても、これら「いい人」についてお決まりの安易な結論でないことを期待したいです。
実は私もそう感じていたのです~~(笑)
≪いい人≫
もっと付け加えるならば
≪斉藤さん≫斉藤さんも人の事に一生懸命だし、
≪1ポンドの福音≫にももたいまさこシスターがいい人だし
えらくいい人の登場が多い気がしました。。
>「ボンビーメン」の一美は若き日の善男で、彼も善男の年齢になると自殺を考えるのか?
これ、私も考えましたよ~~~
≪ボンビー≫一美が午前 ≪喜多~≫善男が午後なんですよね~
以前どっかで聞いたことがあるのですが
人生を一日で現すと ≪日の出≫~≪日の入り≫って
この2つのドラマは特に出来不出来は別として
考えさせられますわ(苦笑)