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地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~雑草

2019-11-10 17:10:21 | 日記




 車窓では幹線道路の路肩に立派な黄色の花を付けた雑草が見事に立ち並んでいた。
外来種で どこでも邪魔者扱いのセイタカアワダチ草だろうが もう冬を迎えるよ
うに冷え込む時にも まったくお花は元気で威勢がよろしい のである。
 青邨の句集の「雑草園」というものがあるらしいが どんな雑草を詠んだのかと
ちょっと気になってしまった。おそらく邪魔者はまったくお呼びじゃなく 過酷な
環境に生き生きと育つ お山のような「草むら」を想像する。
 それにしても 澄み切った空の下とは云え 寒気の真っ只中に並び立つ雑草 
さぞ辛いことでありましょう。
  「青邨忌冬の挨拶はじまりぬ   :斎藤夏風」
  
  参考:山口青邨の遺句
  「顔寄せてみな親しき人や汗ばみて:山口青邨」
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街角風景~秋の色(盛岡三景)

2019-11-07 18:22:25 | 日記





 もう冬と云ってもいいほど すっかり寒くなって風が冷たい。いやはや 山に雪が
・・でも今時期では いつものセリフかもしれない。
 「日本の四季がなくなる日」(中村尚氏著書)という本には 序文の短い文章だけ
でも『異常』という文字が26個も出てくるのだが その本文では 春と秋は(期間
が)短くなる旨の記述がある。なんとなくだが 異常な状況を感じる今日この頃。
 異常気象の連鎖を信じない某国の大統領も現実に存在し そのこと自体や昨今のさ
まざまな国内の社会現象も含め 異常な事態・・などと 季節をすっかり楽しめない
お年頃になってしまっている自身に はたと気づき悲しくなってしまう。
 しかし 今年も街を貫流する中津川には鮭が遡上してきて 自然の持つ力に安堵し
たり感心したり・・の盛岡風景でした。
   「憩ふ人秋色すすむ中にあり:橋本鶏二」
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街角風景~返り咲き

2019-11-03 17:20:26 | 日記


 金糸梅(きんしばい)?系の花と思われる。いまどき?はて?・・と先週このまん
まの状態で 撮影した。
 とあるマンションの玄関先の小さな花壇。微妙ながら 花びらがラメ状に輝いてい
るではないか。まるで芸能人の舞台衣装のようであったが なぜ今?を調べるのに時
間が掛かった。結果…この種は花期後に返り咲きがあるという説明書きを見つけて 
気に入ったぁ!あんた!…となった次第。
 落葉常緑低木で 寒さに強くとても丈夫 しかも 「返り咲き」の特技を持ち・・
かつ なんとも均整の取れた美しさよ・・なんだか自分のささやかな願望と重ねてし
まい!?(独善・主観的に?)酔いしれるような姿に見えたのでした。
 (花は 太陽の真正面を向き やや弱めの秋の光を ひたすら浴びようとしていた 
  だけだったのだが・・。)
   「野ざらしを心に風のしむ身かな:芭蕉」
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