もう冬と云ってもいいほど すっかり寒くなって風が冷たい。いやはや 山に雪が
・・でも今時期では いつものセリフかもしれない。
「日本の四季がなくなる日」(中村尚氏著書)という本には 序文の短い文章だけ
でも『異常』という文字が26個も出てくるのだが その本文では 春と秋は(期間
が)短くなる旨の記述がある。なんとなくだが 異常な状況を感じる今日この頃。
異常気象の連鎖を信じない某国の大統領も現実に存在し そのこと自体や昨今のさ
まざまな国内の社会現象も含め 異常な事態・・などと 季節をすっかり楽しめない
お年頃になってしまっている自身に はたと気づき悲しくなってしまう。
しかし 今年も街を貫流する中津川には鮭が遡上してきて 自然の持つ力に安堵し
たり感心したり・・の盛岡風景でした。
「憩ふ人秋色すすむ中にあり:橋本鶏二」