
高村光太郎の「岩手山の肩」の詩に…一部抜粋…「 …あの山のやうに 君らは も一度 天地に立て。」と強烈なメッセージの詩がある。まことに残念ながら どっかでどう間違ったか 光太郎先生の教えに沿った「あの山のやうに」は 気持ちだけで 頭と体がまったく ついていけません。まったく いけません。
しかし 時々顔を見せてくれる御山から励まされることが最近多く それを言葉にすること自体が さぼり過ぎが禍し 至難なことなのです。
今季はタイミングにも恵まれせんでしたが 2月初旬には写真のような感じの 雄大な姿を見せてくれました。ちょうど雲の陰影が大空を飛翔するコンドルのようにも見えて とても感動的でした。
(自分だけでしょうね?東北でコンドル? かなり妙な発想…。)
晴れた冬の空の下 「♪…母が待つ大地 父が眠る大地 孤独かかえて 愛の意味を知る…♪」曲名「魂をコンドルにのせて」 作詩:宮沢和史・アルベルト城間 の歌がピッタリの絵ではないだろうか?(…この選曲もまた 世界でひとりだけ?の勝手な発想でした。)
…本日は 大震災の月命日 自分にできることは鎮魂を祈るしかない あの歌のやうに。
「春あさく来て居り庭にけふの雲:原 石鼎」