
雪の中 夢中になって遊んでいる内に すっかり陽が落ちていた…母ちゃんに怒られると帰路を急いでいる…感じカナ。
チョット違和感は 遊び道具が画一的なプラスチック製で…手作り感がなく都会的すぎ なんとなく雪の下の地面の泥臭さが匂わない。(…あくまで外目からだけの感想)
遊びの空間も 高いビルに囲まれ内側に押し込まれているように見え 自分的には開放感も感じられない。
多分 この近辺の健康的な少年たちだろうが 雪道を黙々と帰路を急ぐ姿から 彼らが持つだろう街の原風景を妄想し…僭越な想像ですが…少年の頃の盛岡の街の雰囲気に いまだに漂っている自分に 少し申し訳なさと寂しさを モヤモヤ感じてしまった…のでした。
「橇(そり)帰る飛雪の底に町ありて:堀口星眠」