荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

虫の知らせ

2018年05月18日 | 日記
時として、何かしらの事柄を感じたり、出来事を想い浮かべたり察知する事がある。

先日は北斗市に住む上田公夫さんはどうしてるかな、と家人との話題に上った。

長野の我が家を訪ねていただいた折り、そのお礼状には普賢岳のスケッチが描かれていた。

ハガキは長らくDMコーナーにピン留め、そして仕事場のテーブルの前の壁に移った。

アクリルの額に入れたのは、つい最近の事。

それらは長野に届いていた上田さんの訃報と個展案内を感じる、虫の知らせだったのか。

何とか、北斗市にある上田公夫さんのMemorial Exhibitionを訪ねて見たいもの。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。

上田公夫:Memorial Exhibition

2018年5月5日(土)~10月29日(月) a.m.10:00~pm.5:00 オープン:土曜・日曜・月曜

ギャラリー 日の丘 自然美術館 北斗市三ツ石347番地 Tel.0138-75-3557

上田公夫さんの個展

2018年05月17日 | 日記
上田公夫さんの個展 Memorial Exhibition

2018年5月5日(土)~10月29日(月) a.m.10:00~pm.5:00 オープン:土曜日、日曜日、月曜日

日の丘 自然美術館

北斗市三ツ石347番地 Tel.0138-75-3557

長野にあるE.N.GALLARYに配達されていた、上田公夫さんの個展の案内

「Memorial Exhibition」。

奥様のご丁寧な手紙には、上田公夫さんが昨年の七月にお亡くなりになっていたことが

書かれていた。

80年代の初め、札幌で開催された国際展「ART TODAY」のメンバーで、海外と積極的な

交流を発進を続けていた。

プラスチックや木などの素材を大切に使う作家であり、北海道に行ってから知り合った

印象深い一人であり、優しく思いやりのある人だった。

札幌から道東の北斗市に移住してからは、我々のグループ展に来ていただき、自然豊かな

彼の地での新鮮な魚をご馳走するから、と何度も誘われたこともあった。

長野に滞在中、上田さんから電話があり九州方面への車での旅の途中、奥様と立ち寄って

頂き、楽しく食事をし、酒を酌み交わした事が脳裏に浮かぶ。

心よりご冥福をお祈りいたします。

都会の空気感

2018年05月16日 | 日記
東京経由で長野への旅、JRは国電だった頃から酷電と揶揄されていた通りの混みよう。

駅でも地下鉄でも、何処に行っても人ばかり。

家人と息子が住まう近くでの食事会、羽田から乗り換えの数々、現地に着くまでに疲労困憊。

美味しいイタリアンとワインのほろ酔い気分は、街路樹を揺らす春の風と共に人疲れを払拭し、

都会の空気感を変えた。

何処に行っても人々と共にある木々を見て、路端の花々を見て気持ちが和らぐ。

花見

2018年05月15日 | 日記
ナッツに連れられての散歩から、今年は花見を満喫。

神社山の桜から始まり辛夷や木蓮、今が盛りの連翹やチューリップ等、

目にする花の多さにビックリ。

普段、車で通過する道の足元や遠方の木々、時間帯や見回す視野に散歩の有り難さを実感。

雪かきから始まり庭の手入れに精を出すおじさん、おばさん、人々は外仕事から多くの喜びを

もたらすことを知っている。

そして、それを見る人々へのお裾分けにも感謝。

市庁舎を考える市民の集い

2018年05月14日 | 日記
旭川市では、新市庁舎建設に向けた基本設計案が示された。

この基本設計では耐震の問題を全面に、今の市庁舎を利活用することは考えていない。

人口減少、膨大な予算などから旭川の市庁舎を考える絶好のチャンス。

磯田憲男氏による、記念講演「時間を味方につけるということ」を聴いた。

経験豊富な経験から、この地の人々の記憶を大切に「時間を味方にする」、

という貴重な例を取り上げた。

今の市庁舎を見直し、基本設計を再考することにより、人々の熱意は旭川が歩んで来た

時を大切にする、という本来の「人はこの地に住まう」ことの意味を写す。

古いものを捨て、新しいものを造る、今までの慣習を考え直す時ではないだろうか。