春、所用で北信州・牟礼まで行った折、待ち合いの駐車場近くで家具屋を見付けた。
店のウインドーには桐のタンスが展示されていて、興味深く見ていると、どれも再生品だという。
母親の花嫁ダンスを思い出し、店主は洗い直しをしてくれるとのこと。
前回の長野、家具やさんに取りに来てもらい、今日、配達され自宅に戻った。
三段重ねの桐ダンスの表面がきれいに磨かれ、白銅の菊文様も、金具受けの黒色も元通りになった。
両親が使っていた部屋の片隅で、家人が箏専用の空間として時の流れを見守るように存在感が増す。
奇しくも、母親の月命日に当たる今日、元の持ち主の桐ダンスが戻ったことになる。
店のウインドーには桐のタンスが展示されていて、興味深く見ていると、どれも再生品だという。
母親の花嫁ダンスを思い出し、店主は洗い直しをしてくれるとのこと。
前回の長野、家具やさんに取りに来てもらい、今日、配達され自宅に戻った。
三段重ねの桐ダンスの表面がきれいに磨かれ、白銅の菊文様も、金具受けの黒色も元通りになった。
両親が使っていた部屋の片隅で、家人が箏専用の空間として時の流れを見守るように存在感が増す。
奇しくも、母親の月命日に当たる今日、元の持ち主の桐ダンスが戻ったことになる。