日新除魔 2020年12月05日 | 雑記 北斎が描いた「日新除魔」は、晩年の日課として一年間に約220枚を描いたという、唐獅子や獅子舞の図がある。魔除けとして描いた、北斎の筆使いが素晴らしい。獅子のような顔を持つ愛犬、パグの夏(ナツ)をスケッチし約四ヶ月で100枚を超えた。他人に見せられるものではないが、コロナ禍の魔除け。面相筆を駆使し、墨跡は震えている。普段、背中や頭しか掻かないジジイが、愛犬を描く「魔除け」ならぬ「まー余計」な「ア・ホクサイ」筆の出来上がり。