荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

作品設置

2016年04月08日 | 日記
展覧会、個展では展示計画、グループ展では全体の作品構成を考える。

新しくなった施設のロビーに、乞われて作品を設置した。

額入り作品は、間隔と高さを確認し設置する。

6点組のレリーフは、壁かけ作品。

レリーフ用の壁面は白く波打ったテクスチャーが施されて、壁に付けることが出来ず、

吊るすことも出来ない。

レリーフを独立させ、裏に鉄板の支柱を付けた設置デザインとした。

アクリルの箱を変え、作品と鉄板の間に板を張る。

板からボンドがはがれ、応急処置の両面テープは太陽の熱で、作品が落ちた。

落ちた作品は損傷し、修理とアクリルの箱も再発注した。

設置の段取りを何度も想定し、多くの人にかかわってもらった。

それを纏める現場での作業は難しい。

真心の現場主義、まさに真心がなければ諦めていた。

そして今日、新しいアクリルの額を付けて設置が終わった。

新たな空間への設置によって、作品が蘇る。

嬉しい一日、お披露目は来週の月曜日。