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自衛隊は五正面に対応中

2016年04月30日 | 社会、読書
4月27日に「国家基本問題研究所」の月例報告会に行って来た。
国家基本問題研究所(国基研)は櫻井よしこ氏が理事長を勤め
「連綿と続く日本文明を誇りとし、かつ、広い国際的視野に立って、日本のあり方を再考しようとするもの」だ。

15:00前に家を出て、新幹線で上野まで。
御徒町の松坂屋で買い物(げんこつというおかき)を5袋買ってから
地下鉄銀座線で虎ノ門下車。
地図を頼りに会場へ向かうが、歩き出す方向を間違えて
三回、通行人の方に道を尋ねて


17:58 会場のニッショーホールにたどり着いた。


既にたくさんの参加者が列を作っていた。

18:00 開場
中央の前から4列目の座席を確保♪

18:30 開会
櫻井さんが司会で三人のパネリストは
参議院議員の佐藤正久氏(ヒゲの隊長)、
産経新聞論説委員の湯浅博氏、
元自衛隊海将・防衛大学校教授の太田文雄氏だった。

「荒れる国際情勢と憲法」のテーマで、
まず櫻井さんが「7月参院選は憲法改正に向かう重要な分岐点」
と位置付けられた上で
パネリストの方々がそれぞれの観点で
チャイナの動きと脅威、アメリカの弱体化などを論じた。

佐藤氏は平和安全法制でいくらかマシになったとはいえ
まだまだ我が国の備えは足りていないことを
我が国周辺における直近の中国軍の行動を挙げて説明された。
また
「今、自衛隊は五正面への対応をしている。
北朝鮮のミサイル、尖閣の中国船、ロシア、熊本大地震、
そして伊勢志摩サミット。
熊本には2万5千人が災害派遣されているが、
三重県の部隊はサミットに備えて駐屯地で待機している。」

五正面と言われて、
私の意識には熊本地震と尖閣しか無かったので
どきっとした。
こういう状況を知れば、
安全保障のための法整備(自衛隊法のネガティブリスト化など)
及び自衛隊の予算・人員の増強が待ったなしと分かる。

今こそ憲法を改正しないと我が国が危ないという
問題意識を共有することができた。
最後に会場からの質問や意見を受ける時間が設けられ
思い切って手を挙げた。

私の前に
「状況を改善するためには教育とメディアが重要」
との発言があったことを受けて、以下のような意見を述べた。

教育やメディアの改善はいわば中長期的なことで、それと同時に
7月の参院選を目指して短期的にどうしたらいいかを考えないといけないのではないでしょうか?
それには草の根、つまり各自が自分の友人や知人に直接伝えることだと思います。
政治の話などすると人間関係が気まずくなるのではという心配があるかもしれません。
ですが信頼関係のできている人であればそんなことはなくて
きちんと受けとめてくれるというのが
私の経験で分かりました。

いつになく緊張して心臓がバクバクで
たどたどしい話し方になってしまったが
発言を終えると会場から拍手が起きて
ホットすると同時にとても嬉しかった^^

20:40 閉会
地下鉄銀座線で、新橋からJR。
21:32 東京駅から新幹線で
23:00前に帰宅。

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