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浅田真央選手の神演技

2014年02月21日 | 社会、読書
ソチオリンピック。
今日に日付が変わって、女子フィギュアスケートフリー。

眠くなってきたので、布団に入ってテレビを見た。

ショートの結果で、ソチは茶番クーバーの焼き直しであるとはっきりした。
採点は、前回にもまして恣意的で、選手ごとに採点基準が大きく変わる。
浅田選手の3Aは回りきっての転倒だったが、回転不足。
「名前を言ってはいけないあの人」の演技構成点(PCS)のあり得ない高さ。

第二グループの6分間練習が始まり、
浅田選手の演技まで見てから寝ることにした。

浅田選手がコールされ、私は起き上がって布団の上に座った。
そうしてラフマニノフが始まった。
3Aは完璧に決まった!
続く3Fー3Loもきれいに降りた!
このあたりから、知らず知らすに涙がにじんできた。

全てのジャンプをきれいに決めて、スピンもきれい。
最後のステップは美しく力強く、涙がぽろぽろとこぼれた。
滑り終えた浅田選手が涙したとき
私の方はもう号泣だった。
6種類8トリプルを組み込んだ超高難度の鬼プログラムを
完璧に演じきった。
この演技を超えられる女子選手がいるとは思えない。
フリーは一位だろうと確信して、消灯した。


朝になってネットを見て
優勝したソトニコワが149点、
「名前を言ってはいけないあの人」が144点で
浅田選手の142点を大きく上回ったことを知った。
浅田選手が二つの回転不足と一つのエッジエラーを取られていたことも分かった。
もしもソトニコワ達と同じ基準で採点すれば、
浅田選手のフリーは152~156点が妥当だった。
つまり真っ当な採点であれば、
「名前を言ってはいけないあの人」を上回って
表彰台に上がっていたということ。

これがオリンピックの現実なのだ。

仮に浅田選手がショートで上位に食い込んでいたら
今日と全く同じ演技をしても130点台に抑えられていたのでは、
3Aも理不尽な回転不足を取られたのでは、と想像する。。
実際、昨年12月のグランプリファイナルのショートがそうだった。
きれいに降りた3Aが回転不足だとされたのだ。
ショートでのミスがあったから、大きく出遅れたから、3Aが認定された。
そんな気がする。

夜のニュースの映像で、演技直後のジャッジ席がチラッと映った。
顔がこわばり険しい表情のジャッジと、戸惑ったように目が点になったジャッジが見えた。
「浅田は何点以下に抑えればよかったっけ? ど、どこを削ればいいの?
3Aは認定しないと、さすがに目立ってヤバいよね?」
と焦っているように見えたのは、
多分私の思い込みがあるからでしょうね(笑)。

こんな不正なジャッジが横行している限り
浅田選手が競技生活を終えることに大賛成だ。
今のフィギュアスケート界は、欲にまみれた薄汚い奴らに支配されている。
浅田選手も高橋選手も、もう十分に戦った。
プロとして美しい演技を私達に届け続けてくれたら
それ以上の幸せはない。

彼ら素晴らしい日本人選手達が去った後、
フィギュアスケート界は自らの毒によって、いずれ腐海に沈む。
そうなる前に毒を浄化できるか否かは、「神のみぞ知る」だ。

浅田選手の神演技に、心からありがとう!
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