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新型コロナの現状

2020年06月12日 | 社会、読書
先日のオフ会で集まった友達は皆屋外でもマスクを着用していました。
ランチタイムの話もコロナ関連で
本当のところはどういう状態なのか、この後どうなるのかが
分からなくて心配だね~という感じでした。

新型コロナに関して2月からずっと正確な判断と発信をされている
文芸評論家の小川榮太郎氏の現状認識をご紹介します。
小川氏のフェイスブック(6月10日)からの転載です。
私もこの通りだと思っています。
是非お読みください。
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【新型コロナはなくならない】
インフルエンザがなくならないように、新型コロナはなくならない。
人間が自然を完全にコントロールできるという錯覚、また超克できるという錯覚を捨てる事だ。
今回獣医の方々とお話すると、35年前からあるネココロナと症状がそっくりだという。
ネコは35年間このウイルスと共存してきたという事だ。
集団免疫、免疫記憶による生物の智慧だ。
私がもう自粛をやめ、外出した方がいいというのは、社会の免疫を維持するためだ。

急増期を先延ばしするには適切な時期の行動制限は必要だ。だから日本も2月から3月にかけてそうした。
だが、感染カーブが減少した後に大規模な社会制限をしても意味はない。
集団免疫を達成した為にウイルスが消えてゆく。何をしようと何をしまいと収まってゆく。

エボラやSARSと違い、コロナは感染力大、致死率小で、封じ込めはできない。
医療崩壊、社会パニックを防ぎ、一人一人の免疫を高め、症状が出た人のみ、高熱や肺炎リスクを防いであげる事、その間に集団免疫を達成する外ない。

インフルは症状が明確な為検査精度が高く、ワクチンもあり、薬もあるのに一冬平均1万人が日本で亡くなるのだ。
今回のコロナはPCR過剰による医療崩壊、院内感染で、死者を積み上げたがそれでも900人。
もしインフルで同じことをやってごらんなさい。
毎日感染者数を大々的に報道し、死者数や症状などを報道し、社会が恐怖に駆られ、人が皆病院に殺到し、ロックダウンだ8割行動制限だ東京アラートだと騒いでいたらどうなる? 
医療崩壊してインフルでの大量死が生じますよ。
癌の死者数や症状、更に死者の年齢を毎日報道し続けごらんなさい。
社会全部が癌恐怖症になりますよ。

2月から4月までは未知との戦いだった。
武漢発生当初は極端に言うとエボラ並のウイルスが感染力も強大だという可能性があった。
症状も致死率もゲノムも様々な説がとびかっていた。
私も情報を収集し、戦い続けた。
だが、その後、様々な事が明らかになり、世界中での感染パターンも見えてきている。
学びをすぐに政策に反映させねばならない。

ウイルスと人間の共存、(感染爆発でなく)重症者爆発や医療崩壊を防ぎつつ、人間社会による集団免疫機能の発動――そうしたコンセンサスを作りつつ、社会を正常に動かしてゆく事が必要なのである。
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