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閉会中審査の傍聴

2017年07月10日 | 社会、読書
7月6日の午後、たまたまfacebookをチェックして
青山繁晴氏からの情報に気付いた。

7月10日月曜午後の閉会中審査(前川・前文科次官ら参考人を含めた質疑)への傍聴人募集

すぐに傍聴希望のメールを送り
16:34に傍聴受付完了メールが届いた。

集合:7月10日(月) 13:30 @国会参議院側 西通用 門前

ということで


10:21 上諏訪駅


あずさ12号に乗車。車内で昼食。

12:38 5分遅れで新宿。山手線で渋谷まで。
地下鉄半蔵門線に乗り換えて


13:20 永田町駅1番出口。


国会議事堂


13:22 集合場所に到着。

15分ほどして清水秘書が点呼。40人くらい集まっている。
議事進行が遅れているようで
しばらく待機した後に議事堂内に入り
手荷物検査など受けて
14:30 参議院第一委員会室の傍聴席に着席した。

蓮舫議員が、「文科省のメモを探せ」などの質問を
菅官房長官や松野文科大臣に切り口上でしていた。
本質に迫れないことを芝居がかった言い回しでごまかしているように聞こえた。

14:45からは民進党櫻井充議員で、
もっぱら前川参考人に言いたいことを言わせるための質疑と感じた。

15:20から共産党田村議員。
開学時期を早く設定したのは京都産業大学を排除するためだったに違いないという
前川氏の主張に沿った質疑は
迅速に行政を進めるという国家戦略特区の本質を理解していないものだった。

15:35 青山さんの質疑が始まった。

共有すべき大前提として
鳥インフル、口蹄疫、BSEといったウィルス性の家畜伝染病の脅威と
産業動物獣医の不足という現実の問題を
データに基づいて説明した上で
二人の参考人、前川前文部科学次官と加戸前愛媛県知事に
同じ質問をするというやり方で質疑を進めていった。

前川氏が従来の主張を述べて
続いて加戸氏が現場で指揮を執った経験を元に淡々と述べる。
加戸氏の誠実な人柄と思いのこもった証言が
前川氏の主張を静かにしかし確実に打ち砕いていくようだった。

「行政が歪められたのではなく、歪められた行政がようやく正された。
一番強く反対したのは日本獣医師会だった。
たくさんの取材を受けたが、自分の言いたいことはほとんど報道されなかった。
民間議員の記者会見をユーチューブで1時間半見て、これが真実だと嬉しかった。」

加戸氏の証言の一つ一つには説得力があり
これを普通の日本人が知ることになったからには
加計学園問題-そもそも問題では無い-騒動も終了するだろう。

16:18 公明党・里見議員も加戸氏に経緯を質問して
青山さんの質疑を補強する内容だった。

16:42 維新・清水議員

17:00 自由・森ゆう子議員。
今治市の担当課長が首相官邸を訪問したことにしつこく拘っていた。
そんなに大事なことなら自分できっちり調べてから質問したらいいのに。

今回登場した女性議員3人の質問は、切り口上で内容空疎だった。
同じ女性としては残念な気がした。

17:15 次の予定があったので、審議終了前に退出した。
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