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日本が戦ってくれて感謝しています

2017年02月03日 | 社会、読書

日本が戦ってくれて感謝しています 井上和彦著 産経新聞出版 2013年

アジアが賞賛する日本とあの戦争
真実の言葉に涙が溢れるのはなぜだろう
アジアは中国・韓国だけじゃない!
インド、マレーシア、フィリピン、パラオ、台湾・・・・
日本軍は、私たちの祖先は、激戦の中で何を残したか。
金田一春彦先生が生前に感激して絶賛した
「歴史認識」を巡る旅が遂に完結。



本書は軍事評論家の井上和彦氏がアジア各国を巡って取材し
現地で直接見聞きした経験を綴ったルポルタージュである。

目次
第1章[インド]
   独立戦争を共に戦ってくれて感謝しています
第2章[フィリピン]
   白人への最後の抵抗と勇気を敬っています
第3章[パラオ]
   打電「サクラ・サクラ」は武勇の象徴です
第4章[台湾]
   「大和魂を持っていた」と胸を張っています
第5章[マレーシア]
   アジアは英米と対等だと奮い立たせてくれました

私が本書を手に取ったのは2014年の8月だった。
既にネット情報から
旧日本軍が多くのアジア諸国では恨まれてなどいないとは知っていた。
しかし恨まれるどころか、これほど尊敬され感謝され慕われていたとは!

当時の日本人は残虐でも極悪非道でもなく
勇敢で規律正しく心優しかったのだと
山のようなエピソードが証明してくれる。
嬉しさと感動のあまり読みながら何度も泣いた。

井上氏は言う。
「歴史には光と影がある。
戦時中に戦場となった国々では、少なからぬ無辜の市民が戦闘の巻き添えになって傷つき、あるいは亡くなったことは事実である。また日本の統治下で屈辱を味わった人々もいたであろう。
しかしだからといって当該国の人々が、はたして今日に至るまで日本および日本軍兵士を恨み続けているのだろうか。
それは大きな間違いである。はっきり言おう。当時、多くのアジアの人々は日本軍を大歓迎し、とりわけ欧米列強の植民地支配に苦しめられてきた東南アジアの人々は、宗主国の軍隊を次々と打ち倒してゆく日本軍の姿に拍手喝采したというのが事実なのだ。
その結果、多くの植民地諸国は独立することになったではないか。そして多くの国々では戦後もそうした日本の偉業を讃え、感謝の声は今も色あせることはない。(p6)」

それにしても日本国内でこういう事実が知らされないのは異常すぎる。
教科書にも書かれていない。
私たちは祖国を、祖先を誇れないように、仕向けられ続けてきた。

敗戦から70年以上、主権を回復して65年が経とうというのに
WGIPの洗脳が日本社会の隅々にまで広く深く根を張っていることに
改めて背筋が寒くなり、それからフツフツと怒りがこみ上げてきた。

それと同時に頑張ろう!負けてたまるか!と闘志が湧いてきた。
事実は強く、説得力を持っている。
地道に事実を広める努力を続けようと、決意を新たにした。

本書は300ページで価格は1000円を超えるが
発行から3年以上経過しているので
多くの公立図書館にも入っているのではないだろうか。
古書店にも出回っている(ブックオフオンラインで348円だった)。

是非多くの方に読んで頂きたい。
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