桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・1・8

2011年01月09日 | Weblog
言葉のプレッシャーについて今日程考えさせられたことはない。今日の予定はジュース工場のCompalの見学なんだけど、高校まで茨城県で過ごしたアナさんが通訳として同行してくれたので、楽なこと楽なこと。特別珍しくもない生産ラインの説明だったので彼女がいなかったらどんなに疲れたか分からない。エストリルからリスボンに戻ったのが4時半になってしまったので予定していたポルト行きは断念、代わりにタクシーで30分かけて郊外の巨大スーパー「コロンボ」に土産物を探しに行くが収穫はなし。一度部屋に帰ってから近所のレストランに夕食を食べに出かける。そこはポルトガルの名物料理カタピラーナの専門店なのだが、冬なのにドアは開けっ放しだし、親父がほとんど1人でやっている為、事情の知らない観光客が入って来ても無視するし、ファド歌手は勝手にライブはやるかなり変わった店で、変わり者の俺たち夫婦はぶるぶる震えながらもご満悦。今日は金曜日。夜はまだこれからだという親父さんの誘いを振り切って帰宅。ワインで酔った2
人は12時前に窓の外の喧騒を他所に眠りについていた。