桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・6・23

2006年06月24日 | Weblog
今日予定されていたイベントが急遽中止になったので、お昼前に店へ鍵を開けに行くこともなく、久しぶりにのんびりとした気分。このところ、イベントがない時も芝居のリハや打合せなどでお昼前に店に行くことが続いていた為、バタバタとした午前中を過ごしていたのだ。何日かぶりでバスタブにお湯をためて身を横たえる。やっぱりシャワーと違う。シャワーは「仕事」で、湯船に浸かるのは「趣味」か?ご飯は鮭の塩焼き、トマトとアスパラの和風ドリッシング和え、納豆、なすの古漬けを刻んで茗荷と鰹節で和えた物、絹豆腐のもずく和え、大根の味噌汁と云った純和風。けど、そんなのんびりとした時間は長くは続かなかった。『ハナミズキの有る家』の女優高山真樹さんから電話。一昨日のリハで計ってみたら一時間半以上になってしまう可能性があり、20分はカットする必要が出てきたのだけど、その台本のカットを台詞を覚える必要があるので今日中にやって欲しいとのこと。食事を終えた後、早速かかる。作家の荻原さんが折角書いた台詞を冷酷に切りすてる。元脚本家の俺としては辛い作業だ。でも、一人芝居で一時間半は長すぎる。何とか短くしなくてはと云う使命感で台本に向かうが、五時近くまでかかって15分切るのがやっと。目を瞑ってコンビニでコピーして高山さんにファクスする。8時にお店へ出向いたら、Lちゃんが着物姿でいる。午後から新橋演舞場に着物を着て芝居見物に出かけたらしい。そんな姿のLちゃんがカウンターの中にいると何だかここは銀座の店かと錯覚してしまう。お客さんも今日はLちゃんの着物を着付けて一緒に芝居に云った女優のKさんや、図書館勤務のMさん、静岡で劇団を主催しているAちゃん、今年N女子大を卒業したYたち、近所のAさんたちとオンナの人たちに囲まれて俺は幸せ気分。こう書いてきて、シアタースペースに十数人の男たちを引き連れてきてくれたJR東日本のNさんがいたことに気づいた。ごめん、Nさん。