桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・9・19

2006年09月20日 | Weblog
『昔、桃井章はロマンポルノを書いていた!』は予想以上に好評だった。六月にDVD発売された30年以上も前のロマンポルノ『白い娼婦・花芯のたかまり』と『エロス学園・感度ばつぐん』をごく内輪で鑑賞するイベントに集まったのは、自称エロスの求道者W夫妻、テレビAのSさん、女優のKさん、映画制作会社に勤めるYちゃん、その友達のT大生A君、人妻Iちゃん、元女優で今はマネージャーのMさん、脚本家志望のKちゃんとその友達で映画ファンのAさんの十人。女7人男3人で女性優勢なのに、二本の映画で10シーン程あるレイプシーン(俺のロマンポルノの濡れ場は殆どがレイプなのだ)に、あんなに早く服は脱がすことは出来ないよねとか、あんなのヤッタことないなんて喚声を上げたり、野次ったり、笑ったり、こんな騒々しい映画上映会は初めて。俺も30年以上も前に書いた脚本なので、どんなストーリー展開なんだか忘れているし、他人の脚本の映画を見る様に笑ったり、みんなからの野次に応えていた(男を性的に興奮させる為に作られた映画なのに、笑ったりしてしまうなんて、脚本を書いた張本人としては反省大なのだけど、台詞や設定も含めて30数年も年月が流れれば、古臭くなるのは当然か?)けど、とにかく皆でロマンポルノを見るなんて、こんなに楽しいとは思わなかったと云う声が多く、終った後もお喋りが尽きなかったので、来月も第二弾をやるつもり。上映会以外のお客さんは、宇和島土産をわざわざ持って来てくれた某国営放送局のSさん、設計事務所に勤めるM君、大手音楽出版社の重役Tさんと関西の女性プロデューサーTさん、近所の美人姉妹のAさんだけ。2時に閉店後、TちゃんやMさんたちと近所のラーメン屋に寄って帰宅。