桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・9・21

2012年09月22日 | Weblog
Tさんととても大事な話があったのでランチしながら話そうかと思ったら彼女は食事を殆ど食べないことに気づいて場所と時間を変更。11時にミッドタウンのスタバで会って一時間半程話す。普通ならそのままご飯でもとなるが、Tさん故にそうはならず、俺は稲荷寿司とスーパーで店の買い物ついでに明日が賞味期限と言うステーキ肉とクレソンを買って母の所へ。二人で230グラムのステーキと15個の稲荷とかんぴょう巻き一本。80ウン才の母と64才の息子の食事にしてはちょっと量が多いような気がしたが、あっと言う間にペロリ。二人とも健康だと自慢したい所だが、何だか胸に動悸を覚えて、本当だったらイベントスペースのDVDデッキが壊れてしまったので家電量販店に行くつもりだったのだが、とにかく横になりたくてタクシーで部屋に戻ってベッドにひっくり返る。安静にしていたら動悸は30分ほどで治まったけど、夜、お客さんにお酒を奢られて飲んでいたらまたドキドキと動悸が始まる。まるで百メートルを全力疾走した後みたいなこの感じって何なんだ?こんなこと初めてのことだし、ちょっと、いやかなり不安。おまけに痛風の発作で足は痛いし、涙目で鬱陶しいし、全身創痍の筈なのに気分はやけに躁で、早い時間にきた日本語勉強中の米国人Bとは臆することなくブロークン英語で話しまくるし、久し振りに顔を見せた脚本家志望のOLのKさんや11月に芝居をやるので契約書を持ってきた女優のNさん相手に喋ること喋ること、途中入ってきたイチゲンの客は呆れて帰ってしまうし、初めて一人で来てくれたN証券のIさんや映画プロデューサーのKさんは帰らなかったまでもかなり呆れていたに違いない。とは言っても途中で動悸が再発したりと行ったかなりの不安定さ。12時過ぎ閉店。後片付けして最終電車に乗ろうとしたら、今日もまたベンチでバッグを抱えて寝込む若い女性の姿。多分別人だろうが、昨日のことで懲りた俺は声をかけずに電車に乗り込んでしまう。案の定、ドアが閉まるまでにその女性は起き上がることなく、俺は走り出した電車の車窓から寝込んだままの彼女を見やる。彼女はあれからどうしただろう?俺には関係ないか?★コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。