桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・4・23

2010年04月24日 | Weblog
昨日二切れ950円だった天然物の鯛が閉店直前に700円になったので迷わず籠の中に入れてしまった為、今日の朝は当然鯛の塩焼き。そこに一緒に炙った椎茸を添えて、カボスがないけどレモンも添えて。他にきゅうりのもずく和え、卵入り納豆と春菊の味噌汁。あ、それに昨日の残りの餃子と焼売のレタス畑(単にレタスを敷いたお皿に他の食材を花みたいに置くのを俺的にレタス畑と命名している)。昨日の日記に書くのを忘れたけど、昨日の第一食は餃子が16個、バイオリン奏者のMちゃんにお土産で貰った焼売が10個、胡麻油ドレッシングの貝割れ大根とオニオンのサラダ、それに肉入りワンタンと炒飯なんて中華一色で、さすがに餃子と焼売が残ってしまったのだけど、今日こうしてリフォームして食べられると少し得した気になる。食後は例の如く顧客名簿の整理と経理事務。今日は通常の帳簿付けとお金の計算とは別に給料計算と支払い手続きが加わっていつもより一時間余計にかかってしまう。Mに銀行と買い物、それに今日の『乃木坂de575』の料理作りを頼んで、俺は4時過ぎに来る予定のカーテンの取り付け業者を待つが、来たのは5時過ぎ。そしてそこから小一時間の計2時間余りの時間を、俺はポルトガル語の勉強。見知らぬ言葉を辞書を引き、ノートに書き写していると、いつの間にか高校生の時代にタイムスリップ。俺の高校は都立高校の癖して英語の他にドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語の講座があって、俺はその全てに顔を出して、当然の如く全て物にならなかったのだけど、この年で始めた語学の勉強に失敗は許されない。一日一つでも文章を覚えなくては。「Estude portugues numa Embaixada de Portugal」(ポルトガル大使館でポルトガル語を勉強してます)なんて声を出していたら鎌倉の小学校の同級生のK君から今から店へ行くとの電話があって、ポルトガル語の勉強は中断して店へ。表具師のK君は東京に出て来るたびに俺のことを思い出して店に寄ってくれる。嬉しい限りだし、店をやっててよかったと思う。他にお客さんは久しぶりに顔を見せた女優のHさん、いつも元気なのに今日は自称落ち込み気味の女性CMプロデューサーのMさん、近所の出版社のO君、シルバーモデルのMさん、マエストロのSさんとベテラン新劇俳優のKさんとテノール歌手のMさんの三人組、プログラマーのIさん、そして今日も飲み友達6人を引き連れてきてくれた旅行代理店のKさん、タレント事務所のAさんたち、更に近所の会社の男性客三人と男女四人組などで金曜日らしいコレド。1時過ぎにはお客さんが全員引き揚げてしまったので、早めに店じまいして西麻布の焼鳥屋へ。日付が変わって四年前の4月24日、Mと最初に会った記念日と云うことで。
☆4/24のコレドシアター
19時より鈴鹿慶子事務所プロデュース公演