桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2008.4.11

2008年04月12日 | Weblog
朝刊で長老のシナリオ作家Sさんのご逝去を知る。享年80歳。ついこの間まで若い女の子を口説こうとしていた色気のある人だった。Sさん、あの世でもいい女を見つけてください。店に出て、コロッケの下拵えをしていたら、36歳になる俺の息子Aが知らない間にカウンターに座っていた。俺の奥さん、とMを息子に紹介するのは少し照れる。息子との話をMに聞かれるのも恥ずかしい。でも、それはそれなりに幸福な時間。息子と殆んど同じ頃に来店した美人デザイナーのYさんが後からきたSさんやKさんと話が弾んで夜中3時まで飲んで行ってくれた。それはとても嬉しいことなのに、売上が金曜なのに26000円しか上がらなかったのは、とても悲しいこと。