朝九時、来日中の『天国の階段』?って云う韓国のテレビドラマの主演俳優(名前忘れた)のインタビュー番組がウチの店で収録されることになった為、店に鍵を開けに行く。脚本家時代から中国韓国台湾の映画は一本も見てないし、今の韓流ブームにも全く興味はないので、この俳優がどの位有名なのか知らない。でも、ウチの店に来る日本のスター以上の扱いに久々のスターを見た気分。何だか得した気がした。一度部屋に帰って六時からこの店の『母親』である美術デザイナーの部谷京子さんと一周年に向けてのリニューアル計画を打ち合わせ。今公開中の『北の零年』などの美術デザイナーである部谷さんは、一年前この店を作ることになった時、内装をボランティアでやってくれた人だ(俺は金を集めることでこの店の父親になった)。母親として父親として死にかけている我が子を生き返させる方法に深夜まで頭を悩ます。後は優秀な外科医を探すこと(つまり何百万か融資してくれる人を探すこと)か?