桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・6・21

2009年06月22日 | Weblog
眼鏡を買い換えたい。今使っている眼鏡は七年前に買い換えたものだ。七年もすれば度が合わなくなってきても不思議はないだろう。最近じゃ新聞も満足に読めなくなってきているし、こうしてパソコンを打つにも苦労するようになってきている。字を読む時ばかりか日常的にも焦点を合わすのに自分じゃ分からない内に目に重労働を課しているみたいで、眼鏡を外すと俺の目は役目が終わったとばかりに自然と瞼を閉じ、あっという間に眠りに入ってしまう。だったらさっさと眼鏡を作り直せばいいだろと思うかもしれないが、近視と乱視と老眼が微妙に入り交じった俺の眼鏡は、宣伝にあるように一万円とかでは作れない。最低でも五六万はする。フレームも変えたりすると十万仕事だ。そこで俺は躊躇う。後何年生きられるか分からないのに十万の出費はいかがなものか?と。そこが哀しい。若い頃だったら、後数十年も生きるんだし、躊躇わずに十万を出したことだろう。眼鏡を買い換えないことに俺の老化を見る。そのことと関係あるかどうか分からないけど、ちょっと前までは夢なんか全く見なかったのに、或いは見ても忘れてしまっていたのに、最近よく不思議な夢を見る。そして起きても忘れない。今日は中学時代のクラスメイトの女の子Mさんが出てきた。初恋の人とか仲良しだった人だったら分かるけど、殆ど喋った記憶のない女の子だ。卒業以来彼女のことを思い出したこともない。そんな彼女と電車の中で会い、翌日彼女の家を訪れることになるのだけど、その家というのが迷路の果てにあるコロニーみたいな地域で、そこにいる人たちは全員が家族みたいに生活していて、俺が訪ねると地域放送のスピーカーで彼女を呼びだすのだ。何故Mさんが夢にでてきたのか?そして何故Mさんはコロニーで暮らしているのか?更にMさんのお尻には裸をみたこともないのにベロッと取れるかさぶたがあることまで分かっているなんて、誰か俺の夢分析をしてくれないだろうか?