桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・4・27

2012年04月28日 | Weblog
今日もまた朝から天麩羅に挑戦。昨日はふつうの天麩羅だったけど、今日は難関のかき揚げだ。今までかき揚げは一度も成功したことがない。衣は昨日と同じでいい。多分問題は油の量と温度なんだろうと、いつもより大きめの鍋に新鮮な油をたっぷりいれて、温度を分けてかき揚げの具を油の中にいれてみる。でも、駄目。温度をいくら変えてもカラッと上がらない。上の部分はうまくいっても底の部分がかたまりになってしまう。くそっ、どうしたらうまくかき揚げがうまくあがるんだろうど試食しすぎてギトギトになった胃袋を抱えて五反田駅前で母と待ちあわせ。いつもの立ち食い寿司に入る。母と表で食事すると安心する。今日も俺が注文したイカ、赤貝、サバ、まぐろ、とり貝、たらばがに、たこ、甘エビ、ばか貝にわさびの茎の海苔巻き、にんにくの茎の漬け物の海苔巻きなどを俺と同じ量だけ食べた。人間、食欲がなくなったらお終いだ。その意味で母はまだまだ大丈夫だと立ったまま並んで寿司を頬張る息子は安心する。天麩羅、寿司ときて、次に桃井章の胃袋に入ったのはカレーライス。今日もまたボランティアで手伝いに来てくれたポルトガル人女性のCさんに何が食べたいかと聞いたら、桃井の作ったカレーと答えてくれたので、ひとりで食べさせる訳にもいかず、二人向かい合ってお喋りしながらカレーライフを食べたのだけど、お腹が一杯で苦しかったこともあるけど、彼女にいわせると食事する時は楽しくお喋りしながら食べなくてはいけないと、一杯話しかけて(英語で)くるもんだから、こっちも(英語で)精一杯(楽しそうに)受け答えて彼女の笑いを誘ったりしているのが、ちょっとつらい。まァ、ポルトガル語でないのがせめてもの救いか。それにしてもCさんにあってから俺の中でポルトガルに行きたいという気持ちが強まり続けている。今日もきてくれた社長秘書のYさんにゴールデンウィークは駄目でも夏休みにポルトガルにいかないかとみんなの前で公然と(冗談っぱく)誘ってみたら、私、夏はベルギーにいきますと軽く断られてしまった。でも、そこにちょうどいたS大学のS教授やテレビAの関連会社社長のKさんがベルギーとポルトガルは近いし、どこかで待ち合わせたらいいじゃないかと助け船を出してくれたけど、Yさんとしては気持ち的に乗り気じゃなく、桃井としては経済的に可能性が少なく、ヨーロッパを駆けめぐる恋物語はいつものように妄想幻想想像で終わって質う。因みにベルギーのブリュッセルとポルトガルのリスボンは近くない。飛行機で四時間はかかる。俺とYさんの間はその位は離れている。いや、その位しか離れていないのか?唐突だけど、かき揚げはなかなかうまくあがらない。●ゴールデンウィークは暦通り営業します。