桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・5・19

2010年05月20日 | Weblog
5/18~5/19の日記
今年の花粉症は軽かったし、四月に入った辺りで完全終息したみたいだったので安心しきっていたら、GW明けになって再び再発を始め、特にこの数日クシャミと鼻水がとまらなくなった。これまで市販の薬だけで、一度も耳鼻科に行ったことなんかなかったが、流石に我慢出来ずにネットで近所にある病院を調べると、すぐ近所に耳鼻科医院があったので、すぐさま部屋を飛び出た。処が、病院の玄関には無情にも「本日臨時休診」の張り紙。その瞬間、クシャミが五発続けて出て、鼻水がダラーと流れだす。宛もなく近所を探し歩いても、耳鼻科医院は歯医者みたいには見当たらない。仕方なく部屋に戻って、再びネットで今度は店の近所の六本木乃木坂赤坂辺りの耳鼻科を探すと、原宿に6時までやっている病院があったので早速予約。ギリギリの時間まで事務処理をして、いざ出かけようとした時、先日の漏水事故の件で保険会社と管理会社の人が来訪。すぐさま終わると応対していたら、なかなか話が終わらずに六時までに病院にいけるかどうか微妙になってきた。何とか二人を追い返して部屋を飛び出す。でも、そういう焦った時って思考回路が切断されるものなのか、原宿だったらJRの五反田か大崎に向かえばいいものを、いつもの習性で目の前にあるバス停へ。おまけにすぐバスがきたもんだから飛び乗ってしまって、間違いに気づいたのはかなり経ってから。もうそこで降りて原宿に向かっても六時到着はとても無理。結局、クシャミと鼻水は何ら改善されることはなく、このままじゃ料理するのはちょっと難しいと思いつつ店へ。今日はK氏主宰の『実験舞台』の公演。K氏は先週突然来店し、来週公演をしたいと覚書をその場で書いて前金まで置いていった人。でも、さすがに集客は出来なかったみたいで、今日の観客数は2人。それでも芝居をやってしまうというKさんの意欲に感服。カウンターも常連の演出家Sちゃんたち、TテレビのLさんたち、夕刊FのUさん、某国営放送局のIさん、近所の制作会社社長のYさん、同じくドキュメンタリー制作会社のAさんたちだけだったので、料理はそんなにオーダーはなかったので、安堵。クシャミと鼻水は市販の薬を飲んだので小康状態になったが、同時に凄い眠気。Aさんたちが3時過ぎに帰るまで控室で意識不明になっていた。4時過ぎ帰宅。空腹だったので俺は月見うどん、Mはトロロ昆布うどんを食べて5時前寝る。翌朝、9時半起床。途端、クシャミと鼻水。トイレに坐っていたら、お尻を拭く紙がなくなる程、鼻をかみ続ける。トイレからでた後はまっしぐらに昨日臨時休診だった近所の耳鼻科へ。一見すると70数歳の女医さんの診察を受け、というか鼻を洗浄して貰って、薬の処方箋を出して貰っただけだけど、とりあえずクシャミと鼻水の発作は治まったのでホッとして、部屋に帰って風呂の用意をして食事の準備にとりかかろうとしていたら、Mが突然今日は芝居を見る予定があったと飛び起きて来る。手帳をみたら確かに今日は2時からお客さんのシルバーモデルMさんが出演している芝居を見ることになっていた。もう風呂に入る時間も、ご飯を食べている時間もない。辛うじてお釣りを作り、日記を何とか書き終えて時間ギリギリに送信しようとした時に、昨日書いた「小指の事故」が発生して、日記を書き直す時間はなく、そのまま部屋を飛び出す。舞台は男性のモデルが十人以上出演するコメディ。Mさんも初舞台の去年よりは安心して見ることが出来た。4時過ぎ劇場を出て、新宿地下街でトンカツを食べた後、Mは店へ、俺は予約してあった元麻布の美容院Oへ。あれほど変身するのがいやだった俺が、この処変身づいていて、今日もさっぱり短く切って下さいとKさんに頼んでしまう。これじゃ戦争映画や刑務所映画のエキストラも出来る三分刈りだ。そこでふと気づいた。煙草をやめたのも別の桃井章を演じたいという変身願望の顕れなのかもしれない。62歳の桃井章は今変身願望が強くなっている。そのまま店へ。今日は月に一度行われている高校のミニクラス会、と言ってもいつものようにO君とF君だけだけど、そしていつものように飽きもせず高校時代の思い出話を語っただけだけど、よく続いていると感心。他にお客さんはプログラマーのIさん、いつも妖しい魅力をふりまく歯科医のSちゃん、映画監督のFさん、SミュージックのIさん、Y君の知り合いのTさん。そして弟のT。
        ~~『即興劇の夜』出演者募集!~~
☆予選6/3、10、17、24の各木曜日19時開演、決選7/1の木曜日19時半開演
☆プロアマ問わず。参加費用なし。出演希望の方は前日までにエントリー用紙(電話でも可)を提出し、当日18時までに当シアターに集合して下さい。出演順をくじで決定します。
☆出演人数は2人~4人。毎週定員(15組)になり次第締め切らせていただきます。同一ユニットでのエントリーは2回までOKです。
☆出演者たちは出番寸前に「舞台設定」(例えば公園のベンチ)を知らされ、短い打ち合わせの後、即興劇を始めます。小道具はこちらが用意したものの中から選んで下さい。
☆1ユニットの上演時間は最高20分。出演者同士が自主的にエンディングに持って行き、短い時間(例えば1分)で終わることは可能ですが、長くなった場合は19分を過ぎた段階で照明をFOしていきます。
☆毎週優秀賞を選び、四組の優秀書グループで7/1に決選を行います。そこで最優秀賞に輝いたユニットには、今年9月から来年7月までの間にコレドシアターでの二日間の公演を使用料無料でおこなう権利が与えられます。
☆お問い合わせはコレドシアター(3470ー2252、午後四時以降)まで。