桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・9・10

2013年09月11日 | Weblog
今日も母に用事があって母の家には行かなかったので、日記に老老ランチのことを書けません。代わりに桃井一人朝昼兼用ごはんのメニューを書くと、サバの塩焼き、カイワレ大根と煮つけ卵のサラダ、ひじき、納豆、広島漬け、ネギと若布の味噌汁でした。そして今日もカウンターのお客さんは元女優で今はテレビプロデューサーとして活躍するMさんとSさんと後はイチゲンの男性二人だけだったので、お客さんのエピソードは書けません。でも、イベントスペースでは今年90才になられる女優のTさんの朗読の夕べが開かれていて、その尊顔を拝しただけでも幸せでした。因みに自分が40年近く前に初めて書いたテレビドラマに母親役としてTさんは出演されていたので、自ずと時の流れと云う「怪物」を感じてしまいました。そしてそして今日は男女模様はなかったので、もやもやした屈折を書くことはできません。でも、その代わりに自分が夏の始まりに経験したふとした男女模様がどんどん育って行って、今度の芝居「パラソル」の主人公たちに乗り移って行っていることを感じています。それは男女模様から人間模様に変化し、またしても時空を超えた物語に進化して行きます。ポルトガル映画「熱波」をTさんと見たこと、見終わって映画館を出たらにわか雨が降り出したこと、タクシーを拾う道に出るには距離があるし、どうしようかと困っていたら表にパラソルを出していた居酒屋が昼間から営業していて、そのパラソルの中に思わず駆け込んでしまったこと。でも、雨はなかなかやまない処か豪雨になってTさんとパラソルの中に閉じ込められてワインを飲み続けてしまったこと‥‥そんな夏の思い出がどんな風に進化するのか乞うご期待ですが、9月10日現在まだ一行も書けてません。乞う激励★お客様にお願い。都合により突然臨時休業したり、開店時間閉店時間に変化がある場合がありますので、ご来店の際は電話でお確かめ下さい。★コレドシアター THE FINAL 桃井章遺作シリーズ②「パラソル」(作演出・桃井章,美術・部谷京子、出演・浜田晃、滝沢めぐみ)公演日11/13(水)~11/17(日)、料金3500円 ご期待ください