桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・12・14

2007年12月15日 | Weblog
二時半に部屋を出て、今日のパーティの仕入れをして、三時に店へ。湯沸器の修理と来年の三月に行う予定のファド歌手Tさんとの打合せ。終った後、パーティの準備に入る。広尾にあるCM制作会社Eの40人程度の忘年会。普通なら楽勝で料理を作るのだけど、今日は勝手が違う。と云うのも、その会社の役員でもある料理研究家Dさんがキッチンスタジアム的にメインの料理五品を作ることになっていて、店はそのサブとしてDさんの料理が出来るまでの時間と終った後、そして途中途中にタイミングを計って料理を出すことになっているのだ。企画を聞いた時は面白いと思ったものの、やるとなると、これが結構大変だと云うことに気づいたのは直前。メニューにエスニックカレーがあると云うので、タイ米を20合炊かして欲しいと言われて炊飯器を提供することにした為、その前にこっちのご飯を炊いて冷凍しておくことにする。五品お皿を変えると云うことで店のお皿を倉庫から出して総動員して洗っておく。始まったら始まったで、使ったお皿だどんどん厨房に運ばれてくる。それをどんどん洗って行くのは俺の仕事だ。誰かにやって貰ってもいいのだけど、厨房は他の料理も作らなくてはならないし、カウンターの一般のお客さんの料理もあって、水回りに人がいると邪魔なのだ。とにかく作っては洗い、洗っては作ってパーティが終ったのが10時半過ぎ。部屋を2時半に出てから8時間、ずっと立ち放しで動き回っていた訳で、60の体には少し過酷か?ちょうどカウンターに来ていた広尾の元雑貨店店主Kさんの隣に座り込んでしまう。Kさんの目がそんなこと位でダウンするなんてだらしないぞと言っているが、店が暇で、こんなに忙しく働いたのは久しぶりなんだから仕方ないじゃないか?他にお客さんは映画宣伝会社のIさんたちと女性編集者のSさん、看護士のRさんたち、モルトフアンのU君、S女子大時代からのつきあいのKさんたち、俳優事務所のTさんたち、近所にあるライタースクールの卒業生Tさんたち、そして最後は広告代理店AのNさんたちで3時半まで。本当はそのまま部屋に帰るつもりだったのが、途中で足と腰が痛く座りたくなって、お腹は空いていないのにラーメン屋に立ち寄ってしまう。年をつくづく実感。
★Tちゃんサヨナラパーティ
12月29日(土)夜。参加希望者はご連絡を。