桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・2・5

2006年02月06日 | Weblog
何でこんなに日本酒の熱燗が旨いと思うようになったんだろ?今日もマチネ公演のドリンクサービスを終えた後、白金にあるDと云うトンカツ屋さんに出向き、母と妹を待っている間に、さらしタマネギと牛刺しをアテにビールを飲んでいたが、飲み終わるのを待ちきれずに熱燗を注文してしまった。二人が来て、妹も熱燗がいいと云うので二人して結局8合をオーダー。その間にカキフライ、豚の角煮、脂身が程よく残った230グラムのロースかつを食べながらだから、何となく小粋な小鉢をアテに飲む雰囲気の熱燗が泣く。二人と別れて近所のハナマサで仕入れして九時半過ぎに再び店へ。しばらく酔いを覚ましていたが、広尾の雑貨店の店主Kさんが来ると、また熱燗で相手。TちゃんAちゃんが帰る頃にはKさんに対する気安さも手伝ってもうヘベレケ状態で、ぐい飲みをつかもうとしても空を切るわ、買ってきたミニシュークリーム20ヶを知らぬ間に食べきっているわ、自分でもハッキリ酔っていることを自覚する。こんな状態で自転車に乗るのは危険だけど、今日はKさんも自転車なのでガードして貰いながら家路へ。今日の夜風は痛くなく、気持いい。部屋に入ると、そのままベッドへ。お供に去年評判になった石持浅海の『扉は閉ざされたまま』を持っていったが、一頁と持たず数分後には熟睡。日本酒を飲むと悪酔いして絶対吐いて昔が信じられない。