元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

なでしこジャパンの組織論・経営論的研究を!!

2011-07-22 06:29:25 | 社会保険労務士
なでしこジャパンの強さは、どこにあるのか。

 なでしこジャパンが世界一になりました。日本中が沸きあがり、復興の一助になればいいと思います。選手それぞれが技術力・精神力の面で強いということは、当然のことでしょうが、組織論というか、経営論という点で、その監督の佐々木則夫氏の指導方法に、私非常に興味があります。
 

 野球の野村克也監督「ノムさん」の指導方法は、彼は著書をいくつも出し、また傍目の野村監督を見てきた人たちの著者もたくさんありました。彼の指導方法を経営に生かそうということもなされてきました。

 今度は、佐々木則夫監督「ノリさん」の研究が行われることを願います。単なる、ブームではなく、あれだけ短期間に世界の頂点にあがった監督の指導には、なんらか教えられることがあると思うからです。

 テレビの中では、先輩の指導者が出て(すみません。にわかサポーターなので、あまり人の名前をしらないもので)話しておられましたが、人の長所を活かすのがうまいということと、コミュニケーションを大事にする監督だということをおっしゃっていました。まさに、ドラッカーが強調する「つよみ」と「コミュニケーション」という点で、経営に通じるものがあると考えます。

 
 また、沢穂希選手は、信頼できる監督、運を持った監督といっていました。最後の優勝の瞬間、佐々木監督と沢穂希選手が走り寄り、ハグする場面がありましたが、その信頼を象徴する場面だったように感じます。信頼関係は、チーム=組織にとって、なくてはならないものだと思いますが、チームの皆に尋ねたところ、異性というよりは、オヤジ、お父さんみたいな存在だ言っていましたね。女子チームを率いる男性の監督として、野村克也監督「ノムさん」とは、相当違う色合いを持っているのではないかと思います。

 
 運については、まねできるものではありませんが、これも斉藤一人さんのいう「・・・でなくてよかった」という良い方向に考える、のがうまいように感じました。

 
 私が言うまでもなく、彼の指導方法を学ぶことには、今の社会が放ってはおかないと思います。オリンピックのアジア予選が9月から始まると聞きましたので、彼がもう1冊自身で本を出すこと**は無理かもしれませんが、是非ともいろんな面での研究がなされることを望みます。そして、たぶん、今窮地に陥っている日本的経営にも、日本的経営は?その強さは?(反対に何が弱いのか)というのが、再認識されるのではと、ひそかに期待する者です。

 (** ワールドカップ出場する前に、佐々木監督は、「なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!」(「ムック」発行)という本を出されて、今、大人気とのことです。)




































                       














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