お金の流れを見れば社会問題が見えてくるー薬害問題は現代的課題

歴史を見れば常にお金が集中するところに社会問題が起きています。
お金は権力と結びつき問題は大きくなってきます。
そしてその問題の被害者は民です。
明治に起きた足尾鉱毒事件は正にその典型です。
鉱山開発は国策事業でした。鉱業主と政治家が結びつき鉱毒被害が起きても鉱山開発は停止できず被害は拡大しました。

現代は医療介護にお金が流れています。
国の医療政策と医療系企業ー薬害被害者は民です。
薬害問題は歴史的に見て現代的課題です。

8月24日は薬害根絶デー

1999年8月24日に薬害エイズ事件の反省から厚生労働省は中庭に誓いの碑を建立しました。その翌年の2000年8月24日からこの日を薬害根絶デーとして薬害被害者や支援者は集会を開いたり厚生労働省前でリレートークを行っています。私の2000年から実行委員として関わらせて頂きました。昨年からは実行委員も退きイベントのみの参加でしたが、今年は仕事の関係で厚生労働省の碑の前行動のみ参加しました。ここでは碑の前に厚生労働大臣が出てきて薬害被害者の要請を受けることになっています。HPVワクチン（子宮頸がんワクチン）被害者も訴えました。なかなか活動も参加できなくなってしまいしましたが、今日も被害者と出会い生の声を聞く中で心に響き自分の出来るところで継続していくことを確認しました。

歴史上の人物の触れ合いー知識ではなく一人ひとりの触れ合いから

寺子屋江川塾では毎回最初に覚書を確認させて頂いております。
それは（１）歴史知識を学ぶ塾ではないこと（２）参加者は歴史知識がなくてもよいことー分からなくて当然（３）参加者は自分の知識を他の参加者に押しつけないことーありのままの聞く姿勢を持つ
です。
また私は歴史上の人物は、その一生涯をみなければ理解できない、その人物の言葉は、その人物の生き様から発しているもの、とも申し上げています。
一人ひとりが尊敬する人物、気になる人物ーそれは自分にとって関心のある人物で誰でも良いと思います。関心が無ければ一生涯を追わないでしょう。
その人物の生き様に触れることにより、歴史上の人物から自分自身への気づきが生まれてきます。それは自分自身の生き方にもつながっていきます。
私が大切だと思っているのは、現代に生きる私たち一人ひとりが歴史上の人物を通して歴史と哲学の必要性です。

地道な活動が大切ーHPVワクチン（子宮頸がんワクチン）副反応被害の中野区役所前街頭宣伝

今日はHPVワクチン（子宮頸がんワクチン）副反応被害を取り上げたドキュメンタリー映画の澤監督が毎週行っている中野区役所前街頭宣伝に参加しました。
澤監督は中野区がHPVワクチン（子宮頸がんワクチン）を男子にも接種を始めたということで一人で中野区役所前に立って毎週、ビラ配りなどの街頭宣伝を行っていました。
今日は被害者家族や中野区議や支援者が7名、中野区役所前に集まって街頭宣伝を行いました。澤監督からこんなに集まったのは初めてとのことです。これも澤監督が地道に活動を行ってきた成果だと思います。
活動は大きな成果を求めがちですが、小さな一歩から地道な努力も必要です。今日はそんなことを感じた一日でした。

HPVワクチン薬害東京訴訟・証人尋問期日第2弾

今日は１８日の証人尋問期日に続きHPVワクチン薬害東京訴訟・証人尋問期日第２弾椿証人の原告側主尋問でした。
暑い中、原告被害者も午前中の有楽町マリオン前街頭宣伝から始まり午後の裁判前のリレートークそして証人尋問に夕方の報告集会まで一日の行動になりました。
原告被害者・弁護士・支援者が一体となって行動しました。
引き続き苦しんでいる原告被害者のために活動を続けます。