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歴史と哲学の大切さを再認識した連休でした

2023-08-13 17:54:45 | 日記
連休はじっくりと高場乱の生涯を調べながら歴史と哲学の大切さを再認識出来ました。
一人の人物を捉えるとその人物が生きた時代背景だけに目が行きがちです。
今回、幕末から明治に生きた福岡の眼科医で人参畑塾で多くの人材を輩出した高場乱を調べていて、江戸後期から明治・大正・昭和へ至る人の生き方の伝承について大きく考えさせられました。
高場乱は福岡藩医の子として生まれますが、福岡藩黒田家は幕末に勤皇と佐幕と大きく揺れ動きます。女流歌人の野村望東尼に影響を受けました。野村望東尼は尊王攘夷派志士をかくまった人物で高場乱より25歳年上で幕末に亡くなっています。そして高場乱が明治に入り起こした人参畑塾に入った頭山満は高場乱より24歳年下です。そして高場乱の影響を受けた玄洋社のメンバーは自由民権から国家主義・アジア主義と発展させていきますが明治・大正・昭和と続いていきます。時の流れの中で時代背景の変化と共に玄洋社のメンバーも様々な生き方・考え方で対立もありましたが高場乱の精神が生き続けていました。
あらためて歴史と哲学の大切さを再認識した連休でした。
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