笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

我日本正に亡国とはなれりー田中正造

2017-03-13 21:26:51 | 日記
「日本亡国論を議場に叫べども、当時政府の顧るなく、議員また心に止めず・・・(略)・・・悲む、我日本正に亡国とはなれり」(田中正造・大正2年2月4日)
足尾鉱毒事件から谷中村廃村へ進む中、常に被害民の立場から訴え続けた田中正造が、被害救済に動かぬ政府や議員に対して日本は亡国となったと言っています。被害救済に動かぬ政府や議員の姿勢は、百年経った現代の政府や国会の状況と同じではないでしょうか。
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LGBTをめぐる世界・日本の潮流ー教育そしてエイズー

2017-03-12 19:57:40 | 日記
今日は北区男女共同参画センターで行われた「LBGTをめぐる世界・日本の潮流ー教育そしてエイズー」に参加してきました。お話は大阪市立大学准教授の新ケ江章友さんです。セクシャルマイノリティ全般から近年の世界と日本の状況や教育、日本の男性同性愛者の歴史まで興味深いお話でした。性の多様性の生き方については、同性パートナー制度で渋谷区や世田谷区が導入したことでLBGTに関する関心が高まりつつありますが、知識ばかりが先行して、当事者の生の声がどれだけ反映されているのか疑問を感じるところがあります。国会でも各政党がセクシャルマイノリティに関心を示して法案を検討しているようですが、当事者を含めた現場の声よりも、関心が高まりつつある中での選挙対策にもとれる動きが気になるところです。当事者の生の声を聞き一人ひとりの生き方の多様性が分かち合える社会にならなければならないと思います。
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がん患者さんと分かち合い

2017-03-11 22:56:10 | 日記
今日はお茶の水クリスチャンセンターで行われたがん哲学外来メディカルカフェに参加してきました。ここは全国のメディカルカフェでも設立が古く参加者も多いところで本日は70名の参加者でした。各テーブルに5~6名に分かれて分かち合いをします。私もファシリテータースタッフとして参加しました。会話が苦手な人でも参加回数が増えてくると話し合いに参加して気持ちがほぐれてきます。がん患者さんにとって肩を張らずにざっくばらんに分かち合える場がメディカルカフェです。私も参加しながら自己の修養につながっていきます。
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歴史から見た病人の対応ー病人哀史

2017-03-10 20:02:42 | 日記
1984年に出された「病人哀史」という本があります。もう古い本で古本屋さんでしか手に入らないかもしれませんが、病人と人権をテーマに病人の歴史を語っています。目次を見ますと伝染病患者、女性梅毒患者、ハンセン病患者、精神病者、結核女工や母子、戦争中の病人、敗戦等、病人の歴史を綴っている貴重な本です。病気を見ても病人を見ない医師、人体実験にされる病人この歴史をたどって現在の医療があります。私も薬害エイズ問題に関わり患者に対する医師の対応はいろいろと考えさせられました。医療技術の進歩は目覚ましいものがありますが、HIVエイズを見ても診療拒否など様々な問題が現代にもあります。そういう意味でこの本は歴史から見る病人の対応を知る貴重な本です。
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人材は製造できないー勝海舟

2017-03-09 20:58:33 | 日記
「世間では、よく人材養成などといつて居るが、神武皇以来、果して誰が英雄を拵え上げたか。誰が豪傑を作り出したか。人材といふものが、さう勝手に製造せられるものなら造作はないが、世の中の事は、さうはいかない。人物になると、ならないのとは、畢竟自己の修養いかんにあるのだ」(勝海舟「氷川清話」より)

森友学園問題を見ていると人材を製造するかのようですが、やはり自己の修養が大切なのではないでしょうか。
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