今日は薬害エイズ訴訟原告団・弁護団が主催する薬害エイズ裁判和解21周年記念集会に参加してきました。毎年、集会では亡くなられた被害者を追悼して黙とうと献花をしますが、昨年も4名の方が亡くなられたとのことです。和解当時は感染した半数者被害者が亡くなられていきましたが、その後、裁判和解により医療体制の整備や医療技術の進歩により生き続けられることが出来てきましたが、まだまだ医療機関の中で診療拒否があり、また、肝炎などの重複感染と高齢化による治療の難しさもあり、課題はまだまだあります。被害当事者、遺族の方が二度とこのような悲惨な薬害を起こしてほしくないと薬害再発防止のための第三者監視組織の設立に向けた動きもまだまだです。21年の歳月が薬害エイズを風化していく現状もあります。薬害を起こさないためには、薬害エイズを風化させず、薬害被害者と共に生の声を社会に伝え、国民一人ひとりの薬害問題に対する意識を高めていかなければなりません。これからも薬害被害者と共に活動を続けていかなければと感じた集会でした。
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