以前、ある患者会の方から「あなたは保険に入れない人のところばかり来て、どうやって食べているのかね?霞でも食っているのかね?」と言われたことがあります。生命保険は病気の人は加入しにくいのは確かです。私は生命保険と損害保険の代理店として仕事をしているので保険に加入していただく方がいなければ仕事を続けていくことは出来ません。私が保険の仕事を始めたのは21年前、ちょうど薬害エイズの被害者との出会いから薬害被害者の支援活動を始めた時です。仕事と活動の両立は難しいですが、保険の仕事も病気のことはよく理解しないと仕事になりません。そういう意味では患者さんに直に会ってお話をお聞きすることは大変勉強になります。患者さんの生活面でのご苦労をお聞きすることによって生活していくうえで何が必要なのかが分かってきます。最近では病気の方の保険相談も多くなりました。保険も本来の意義は相互扶助の精神で成り立っているものです。仕事も活動もお互いを理解するところから始めなければなりません。一人ひとりお会いして笑顔を創っていくのも私の仕事です。儲からない保険屋さんですが、生きがいを感じてこれからも地道に活動を続けます。
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- サムライグローバル/小さくても受け皿を用意して続けるー吉田松陰記念北千住がん哲学外来カフェ
- アシェラッド/ボロボロの人生の中で歴史を楽しむ
- 舶匝/どうも人間がシステムに誘導されているようだ
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 前世占い師エティース/HPVワクチン被害者の生の声を聞いて
- もののはじめのiina/三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)の明治の生き方
- 舶匝(@online_checker)/昭和の動乱の根底にあるものー重光葵の視点
- 舶匝(@online_checker)/新しい生活様式は歴史と哲学から
- 舶匝(@online_checker)/歴史から見る危機の脱出ー松平定信・上杉鷹山