８月２４日の薬害根絶デーに向けてこつこつと準備を進めています。本日は当日の集会とワークショップ会場の日比谷文化図書館のコンベンションホールとセミナールームの下見に行ってきました。イベントを行うとき地味な仕事ではありますが、小さな一つ一つの積み重ねが大きなイベントの成功につながります。一つ一つの小さなことを大切に薬害根絶デーに向けて様々な人々の力を合わせて頑張って準備を進めましょう！
医師で写真家の山本敏晴さんが「「国際協力」をやってみませんか？」（小学館）の本の中で最後に山本さん自身が心に刻む２つの言葉を引用しています。国際協力の活動だけでなく全ての社会活動に言えることだと思いますので引用させていただきました。
「あなたが善を行うと、利己的な目的で、それをしたと言われるでしょう。気にせず善を行いなさい。たとえ善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。気にせずに善を行いなさい。邪魔をする人にも出会うでしょう。それでも気にせず、善を行いなさい。あなたの中の最良のものを、世に与え続けなさい。」（マザー・テレサ）
「人の気持ちは、それが言葉になると、ただ空しく失われてしまう。どんな気持ちでも、行動に、しかも、「結果を生む行動」に移さなければならない。」（フローレンス・ナイチンゲール）
大変暑い日が続いております。歩くのもやになるくらい大変暑いですが、７月８月はイベントも続きます。一日一日を大切に動きましょう！
７月２４日（火）１８時３０分～：薬害根絶デー実行委員会（新宿御苑前・スモンセンター）
７月２８日（土）１３時～１７時：世界・日本肝炎デーフォーラム（広尾・ＪＩＣＡ地球のひろば）
８月３日（金）～５日（日）：エイズ文化フォーラム＊薬害エイズを考える山の手の会は８月４日（土）１３時～１５時（横浜駅西口・かながわ県民センター）
８月９日（木）１８時３０分～：薬害根絶デー実行委員会（新宿御苑前・スモンセンター）
８月２４日（金）：薬害根絶デー（霞ヶ関・厚生労働省周辺）
薬害エイズを考える山の手の会では８月４日のエイズフォーラムに向けて小さい会ながらも様々な人々に関わってもらい準備を進めています。昨日も神奈川の方の仕事帰りの看護師さんが当日の企画のための資料を取りに東京まで出てきてもらいました。日曜日にもかかわらず、また急患も出たようで夕方の時間も少し遅くなり普通であれば、そのまま帰宅して休みたいところを出てきてもらいました。山の手の会では病院勤めの看護師さんや薬剤師さんも関わってもらい仕事が忙しい中でも夕方の会合に参加してくれています。そうした一人一人の前向きな人々に関わってもらい山の手の会が続けられていることに感謝しています。少ない人数ではありますが、薬害エイズの当事者を中心に他の薬害被害者や患者さん、学生さん、看護師さん、薬剤師さん、一般市民の人々と分かち合いながら進めています。山の手の会のモットーは当事者と参加者の分かち合いです。８月４日のエイズフォーラムで是非体験してみてください。
日時：８月４日(土)午後１時～３時
http://homepage2.nifty.com/iwamuro/abf2012.htm
場所：かながわ県民センター３０２号室（横浜駅西口徒歩５分）
内容：「当事者と語ろうー薬害エイズ」・・・薬害エイズの記録ＤＶＤを見た後、当事者と参加者との分かち合い
栃木県の渡良瀬の野焼きが今年も中止になったそうです。昨年、原発事故の影響で渡良瀬でも放射性セシウムが検出され野焼きをすると焼却灰が周囲に飛散するとのことで中止されたが、今年も安全性が確認できないため中止になるそうです。この渡良瀬は明治期に足尾鉱山から出た鉱毒により大きな被害を受け、足尾鉱毒事件を国会で追及した田中正造が最後の闘いをした旧谷中村です。正に公害問題の発祥の地で、今また原発問題で翻弄されています。足尾鉱毒問題も原発問題も根っこの部分では正に同じです。国策により推進してきたものが人災により被害が拡大しています。その後始末に国や企業の構造的な問題が問題解決を難しくしています。
渡良瀬の地で最後まで闘った田中正造は、今の原発問題をどう思うでしょうか。
