寺子屋江川塾の準備のため「幕末の女医楠本イネ」という本を読んでいます。シーボルトの娘楠本イネは、尊王攘夷運動が激しい幕末期にあって身の危険も感じながら女医として患者の境遇を問わず診察にあたりました。西洋医学も身につけ医師としての技術も優れたものでした。しかし時代は幕末ー異人の娘という立場、西洋医術に精通しているという立場は、攘夷派志士からは狙われ、開国派諸侯からは注目され、常に難しい状況に追い込まれていました。女性として人間としても難しい状況の中で生きた楠本イネを追いながら準備しています。
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