笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

日々の生活の中で感じること

2013-08-31 21:29:21 | 日記

今日は午前中、病院で検査と診察、午後は国会図書館で調べ物して夕方仕事をしてから帰りました。最近の病院は建物の中もホテルと間違えるように綺麗で会計もホテルのフロントのように雰囲気を大事にしているようです。病気は気からといいますから雰囲気も大事でしょう。さて診察に入ると医師はパソコンに向かい検査結果の数値を見ながら診断を叩き込み、診療室の外では患者さんがズラリと大勢待っています。一人ひとりの患者さんと話している余裕はありません。病院の建物は患者さんの気持ちに配慮した形になっても医師は忙しくて気持ちを汲み取ることが難しいようです。

夕方の仕事の前に少し時間があったので国会図書館に入り、仕事や活動の調べ物をしました。HIV陽性者とのお付き合いの中で同性愛者などの現状や制度のことが気になり調べました。一人ひとりは多様な生活があり社会全体は大きいですが、大きくなればなるほど、社会制度は画一化され少数者は見落とされがちになります。そのようなとき大切なのは、少数者の生の声を聞くこと、そこに多様な共生社会を創るヒントがあると思います。それは人間として生きやすい社会の実現にもつながると思います。最大多数の最大幸福という経済的な指標ばかり追い求めては逆に人間として生きづらい社会になってしまうのではと感じる今日このごろです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする