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2015年9月20日 京都旅行 2日目 その1(叡山電鉄)

2015年09月27日 19時25分48秒 | 旅行

旅行二日目。今日は貴船、鞍馬に向かいます。

早起きして朝7時にホテルを出発。連泊だと荷物を移動しなくてよいので行動の自由度が高くなります。

 

まずは朝食をとるため、地下鉄で四条に向かいます。京都はコーヒー店が多く、早朝から営業している店も多くあります。

今回は前田珈琲の室町本店に立ち寄ることにしました。四条駅と烏丸御池駅のほぼ中間にあります。

 

 

店内は満席ではありませんでしたが、結構客は入っています。

 

こちらはクロックムッシュサンドセット。

 

カスクードサンドセット。

 

名古屋圏のモーニングのように価格が安いわけではありませんが、たまにはこのような朝食も良いものです。関東圏ではファストフード系以外、早朝から営業している店はあまりありませんので。

 

 

烏丸御池から再び地下鉄に乗り、今出川で下車します。

 

 

 

ここから今出川通りを徒歩で出町柳に向かいます。

朝早いにもかかわらずかなりの暑さです。歩くだけで汗が出てきます。日陰の御所側の歩道を歩けばよかったと後悔します。ちなみに左側の土塀は同志社大学です。

 

河原町今出川の交差点を過ぎ、鴨川を渡ります。

 

風が全くなく、少しも涼しくありません。

 

 

 

叡山電鉄の出町柳駅に到着。ここから貴船に向かいます。

 

 

一日乗車券「えぇきっぷ」1000円を購入します。鞍馬までの往復よりは値段は高いですが、施設の割引等特典もいろいろついています。一回途中下車するのであればことらがお得です。

上は昨日から使っている京都観光二日乗車券2000円です。市営地下鉄、市バスおよびエリア内の京都バスが二日間乗り放題です。

今回はホテルが五条で、京都駅に行くにも繁華街に出るにも地下鉄に乗車する必要があるため、非常に有効に活用しました。

 

 

駅構内に入ると、ちょうど鞍馬行が出発したところでした。次は15分後です。

八瀬比叡山口行の列車が停車しています。デオ720の単行です。路面電車以外で電車の単行は最近では非常に珍しいのではないでしょうか。

 

 

折り返し鞍馬行が到着。

 

 900系「きらら」。この車両に乗ることも目的の一つでした。

乗客減少対策で観光客を呼び込むために、1997年に投入された叡山電鉄の切り札です。

 

 

特徴はガラス面積の大きい車体で、近畿車両のデザインです。平面ガラスを組み合わせたデザインは近鉄50000系を連想させます。

 

 

紅葉をイメージした車体色。登場後18年経過していますが古さは感じません。

 

内装も特徴的で、扉間の8席が窓側を向いて設置されています。鞍馬よりの車両は東向き、出町柳寄りの車両は西向き固定となってます。

座席の座り心地も非常によく、素晴らしい車両です。残念ながら関東にはこのような車両はありません。

昔から特に関西の私鉄は優れた車両が多かったのですが、その傾向は今でも変わっていません。むしろ、現在の関東ではコスト低減と詰め込み重視の車両ばかりで、格差は広がっているように思えます。

 

サービスを向上しないと客が乗らない関西と、ほっといても客が乗る関東の違いといえばそれまでですが。

 

 

 

発車時刻が迫るにつれどんどん人が乗ってきて、通路までぎっしりのラッシュ時並みの乗車率で出町柳を発車します。観光客らしくない若い人が結構乗っていますが、京都精華大の学生のようで、京都精華大前駅で半数近くが下車しました。

 

 

 京都精華大前駅を過ぎると勾配が急になり、二軒茶屋からは単線になります。市原駅までは沿線は宅地化が進んでおり、大きなガラス窓も手持無沙汰気味です。

 

市原を過ぎると車窓は急に山深くなり、勾配はさらに急になります。

この辺が有名な紅葉のトンネルでしょうか。

 

 

広角レンズでも入りきらないガラスの面積の広さ。

 

 

 

 

 

 

 貴船口駅に到着。30分程度しか乗車できないのがもったいないような良い車両です。

京都の町中は暑かったですが、ここは肌寒いくらいです。

 

 

貴船口駅からはバスで貴船まで移動します。乗車時間は5分程度。このバスは二日乗車券は利用できません。

 

 

ここからさらに徒歩で貴船神社に向かいます。

 

 

                       <その2に続く>

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