to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2016年10月22日 諏訪旅行 その(下社秋宮、春宮)

2016年10月29日 23時32分00秒 | 旅行

色づき始めた諏訪湖畔の道を通り、下諏訪へ。

まずは下社秋宮へ向かいます。

 

ところで、諏訪付近の地形図を見ると、下社の春宮、秋宮とも標高780~800m、川のそばにあることがわかります。

諏訪湖の水位は現在は759mですが、古代には今よりも水位は高く、川が諏訪湖に流れ込む湖畔に建てられたことがわかります。

 

 

下社秋宮は旧中山道の街道沿いにあり、四社の中で一番賑やかな場所にあります。そして、来るたびに新しい商業施設ができているような気がします。

 

 

さて、下社秋宮に参拝する前に、まずはこちらに向かいます。

 

新鶴本店。下諏訪に来た時には必ずここの塩羊羹を購入します。先にこちらに来たのは、遅くなると売り切れの恐れがあるためです。

ここの塩羊羹のおいしさは、他の羊羹とは比べ物になりません。よく、長野物産展とかで似た包装の塩羊羹を見かけますが、新鶴の塩羊羹はここまで来ないと手に入れることはできません。

 

今回は無事に購入できました。

 

 

 

で、下社秋宮です。

 

 

翌日の菊花賞と関係あるのかはわかりませんが、菊の花の展示会をやっていました。

 

こちらも七五三の家族連れが多いです。

 

 

下社秋宮 一之御柱。

 

 

 

続いて春宮へ。

 

この日は、参拝するために並んでいる列を無視して平然と横から割り込んでくるばばあの団体とかがいて、結構人が多かったです。

 

 

 

下社春宮一之御柱。

 

これで四社の御朱印をすべていただきました。

 

四社すべての御朱印を受けると、記念品をいただけます。

 

 

 

続いて万治の石仏へ。

霧ヶ峰から流れ出て諏訪湖にそそぐ、清冽な砥川を赤い橋で渡っていきます。

 

 

万治3年(1660年)と胴体に刻まれていることがその名の由来ですが、個人的には顔は後で付け足されたもので、正体は古代遺跡なのではないかと思います。

 

 

万治の石仏から春宮の駐車場に戻る途中に、「おんばしら館 よいさ」という施設ができていました。

今年の4月にオープンしたばかりの施設です。

 

 

入場料300円を払い、中に入ってみます。

御柱祭に関するいろいろな展示があり、多分実際に祭りに参加している人が説明してくれます。

次回の御柱に使用する木はすでにほぼ決まっているとか、植林をしているため50年分くらいの木は確保されているとか、御柱を立てる模型があり、動滑車をうまく利用しているとか、なかなか勉強になります。

 

映像も豊富で、入場料分以上の充実感があります。

 

この施設ではさらに200円で、木落し体験ができます。

木落とは、急斜面を氏子を載せた御柱が滑り落ちる、御柱祭で一番有名な場面ですが、この体験ができるのです。

仕組みは、まあ、東京ディズニーシーにあったストームライダーみたいなものです。我々は体験しませんでしたが、後ろから見ているだけで酔いそうでした。

 

 

 

続いて向かったのは下諏訪唯一の酒蔵、菱友醸造。目の前が市営駐車場で、ここで買い物をするとスタンプを押してくれて無料になります。

 

数年前に来た時、この蔵はまだ売り出し中で、訪れる人もなく、店内も寒々としていましたが、今は店内も改装されており、しかも次々と人がやってきます。

外国人の団体や次々とやってくる客でごった返す店内の改装は古い酒樽を使って自ら行ったということです。

 

 

純米あお、純米吟醸くろの秋あがり、そしてシナノゴールドのりんご酒。

 

酒粕を使った野沢菜わさび漬。それほど辛くなく、添加物も入っていないので良い味です。

 

 

 

今回の旅行の最後にもう一度温泉に入ることにします。

下諏訪の旦過湯。ここの浴槽は、熱湯、やや熱めの湯、露天の三種類がありますが、やや熱めでも44℃あり、非常に熱いです。熱湯は47℃もあり、こちらは無理でした。露天はもう少し温度が低めです。

湯温は高いですが、湯上りはさっぱりする良いお湯です。一度この辺の温泉に宿泊して、ゆっくり周辺を観光してみたいと思います。

 

 

 

                         <終わり>

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2016年10月22日 諏訪旅行 その2(片倉館)

2016年10月25日 22時44分28秒 | 旅行

諏訪大社 上社本宮の次は、温泉に入りに上諏訪の諏訪湖畔に向かいます。

が、途中、気になる店を見つけたのでよって行くことにしました。

 

「トコロテラス」。諏訪は寒天で有名ですが、その寒天製造会社が運営する施設で、売店、カフェのほか工場見学もできます。

 

 

できたばかりのようで、新しくてきれいな施設です。

 

実は一度前を通り過ぎたのですが、わざわざ戻って立ち寄りました。なぜならば、寒天大好きだからです。

ゼラチンのねっとりした食感よりも、断然寒天派です。

 

ちょうどお昼前、カフェでランチを食べて行くことにします。

 

 

 

 

かんてん前菜とひとくちところてん。これは共通です。

 

 

温玉チーズカレードリア。

 

こちらは舌平目のソテーオマールソース。

 

ライスまたはパンがつきます。

 

値段も安く、ボリュームもあり、味もよいです。できたばかりでまだあまり知られていないようで、結構穴場だと思います。

 

ショップでところてんを購入し、次の目的地に向かいます。

 

 

 

諏訪湖畔にある片倉館にやってきました。

 

 片倉館はその昔製糸紡績業で財を成した片倉財閥により建設された温泉施設で、現在は国の重要文化財に指定されています。

実際に温泉に入れる重要文化財は全国的に見ても多くないでしょう。

 

ここの特徴は千人風呂、実際千人入れるわけではありませんが、製糸業で働く女工が多く入れるように立って入浴するスタイルになったといわれています。

 

ここに来るのは確か3回目くらいですが、だいぶ久しぶりです。

二階には休憩室がありますが、以前は有料だったような記憶がありますが、現在は無料で利用することができます。

 

そして、二階からバルコニーに出ることができるのは初めて知りました。

 

 

 

 

 

 消毒臭が強めなのが残念ですが、湯量も豊富でわずかに熱めの適温、さっぱりとした湯上りで、暑い時期でも気持ち良く入れる温泉です。

 

温泉で一休みした後、諏訪大社 下社に向かいます。

 

 

                        <その3に続く>

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2016年10月22日 諏訪旅行 その1(上社前宮、本宮)

2016年10月24日 22時24分49秒 | 旅行

長野県の諏訪に日帰りで行ってきました。

今回の目的は温泉と、御柱が新しくなった諏訪大社です。

 

首都高と中央道の相模湖付近までの断続的な渋滞を抜け、諏訪ICで高速を降りてまずは上社 前宮へ。

 

 

 

上社前宮に来たのは今回が初めてですが、他三社と異なり明確に敷地が区切られているわけではないのが面白いところです。

国道沿いの石の鳥居をくぐり、階段を上ると社務所と金属製の鳥居がありますが、本殿はここからさらに上ったところにあります。

 

 

民家の間の緩やかに上る道を歩いていくと、本殿があります。

 

一見、古墳のよう、と思いましたが、それは間違いではなく、案内板によると本殿の奥が墳墓とのことです。

前宮は本宮以前にあった宮の意味と考えられているとの記載もあり、ここが諏訪の祭祀の原点なのかもしれません。

諏訪大社の祭神は建御名方神と妃神の八坂刀売神されていますが、これは諏訪地方が大和政権の支配下に入った時に割り振られたもので、もともとは土着の神を祀っていたのでしょう。

諏訪地方は石器時代最強の武器、黒曜石を産出したわけで、古代には相当栄えていたことは間違いないはずです。

 

上社前宮の拝所です。昭和7年に伊勢神宮から下賜された材で造営されたとのことで、四社の中では唯一本殿があります。本殿があるのは以前は上社の摂社だったという経緯からですが、個人的な感覚では、ここは古くは祭祀の中心であり、あとで神社にされた、というのことではないかと思います。

 

 

上社前宮 一之御柱。

 

名水 水眼の流れと二之御柱。

 

 

 

他の三社とは明らかに異質な場所です。

 

 

 御朱印をいただき、上社本宮に向かいます。上社本宮までは車で10分程度です。

 

東側の入り口門から境内に入ります。

おおらかな雰囲気の前宮とは異なり、こちらは緊張感のある、神経質な感じがします。

 

布橋を通り、境内へ。ちょうど七五三の親子でにぎわっていました。

 

 

拝所。この奥に拝殿があります。

上社本宮で不思議なのは、入り口は東のほかに北側の大鳥居の二ヵ所、しかし、拝殿は、どちらの入り口の正面でもなく、東を向いていることです。

ご神体は南側にある守屋山ですが、それを背後にしていません。

拝殿の先には先ほどの前宮があり、拝殿を通して前宮を拝む形になっていると思われます。

 

個人的な推理ですが、本宮は後からこの地にやってきて地元勢力を征服した侵略者が、自分たちの神をまつるために造らせた神社なのではないでしょうか。しかし、そこは地元の意地で、知らないうちに地元の神に参拝している構造にしたのではないでしょうか。

 

 

 

北側の鳥居の横には明神湯という温泉がありますが、手を清めるには熱すぎます。

 

本宮一之御柱。

 

 

 

 

 

 

御朱印をいただき、次の目的地に向かいます。

 

 

                      <その2に続く>

 

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2016年9月24日 山形旅行 3日目

2016年10月17日 22時10分24秒 | 旅行

旅行三日目。今日はあちこちよらず、早く帰ります。理由は翌日にサブロー選手の引退試合に行くためです。

 

「時の宿 すみれ」二泊目の朝食です。

 

 

 

 

 

やはり、連泊はゆっくりできてよいです。

 

 

 

 

宿をチェックアウトし、まずは昨日のスーパーヤマザワで山形産のぶどうを購入。

 

 

 

ついで、黄木本店へ。

 

 

米沢牛切り落としとすき焼のたれ。

いつか、すみれですき焼も食べてみたいともいます。

 

 

ハンバーグ。

 

米沢牛入りサラミ。

 

 

この後、帰路につきました。

結局、今回の旅行中、太陽を見ることはありませんでした。

東北は雨は降っていませんでしたが、関東に戻ってくるとかなり激しい雨でした。

 

 

                       <おわり>

 

 

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2016年9月23日 山形旅行 2日目その3(時の宿すみれ 二泊目)

2016年10月14日 22時46分19秒 | 旅行

年に数回は旅行に出て宿に泊まりますが、連泊したことのある宿は数えるほどしかありません。

宿自体が気に入っていることのほかに、日程、費用、周辺の観光地等条件がそろわないとなかなか連泊はできないです。

 

 というわけで二泊目の夕食です。今日はカウンターです。

連泊の二日目、どのようなメニューになるのか楽しみです。

 

 

 

 

 昨日は日本酒だったので、今日はワインです。

・・・もう少し飲み物の値段が安いとうれしいのですがね。

 

 

 

外ももの冷製カポナータ風 すみれのコンソメジュレと共に

 

個人的にはレギュラーメニューよりもこちらのほうが好みです。

 

かぶと人参のスープ パストラミと

米沢牛のパストラミなんて、ここに来ないとまず食べることはないでしょう。

 

内ももと千本のコールビーフ

 

 

 

 

ほほ肉のプロバンサル煮込み

 

 

口直しのグラニテも昨日とは異なり、苺です。

かなり濃厚に苺です。

 

大とろポワレとあぶりのにぎり

昨日と同じメニューはこの大とろポワレのみです。

 

 

 

しんたんの網焼き レモンと塩

しんたんは牛たんの芯の部分ですが、驚くほど脂がのっています。普段食べている牛たんとは別物です。

 

 

 

ほうれん草とじゃがいも まくらの土佐酢あえ。

 

 

そしてメイン、フィレのステーキ。

レギュラーコースだとサーロインですが、今回ははじめてのフィレです。

 

 

いつかフィレステーキを食べてみたいと思っていました。

 

いつも通りの塩とわさび。

 

おひたしはモロヘイヤです。

 

肩三角の梅のり 牛骨スープ茶漬け

 

デザートはわらび餅と柿、シャーベット。

 

 

「時の宿 すみれ」は連泊する人も結構いるようなので、連泊しても充分に食事を楽しめます。

 

ここに来るときは細かいことは考えず、ゆっくりするのがベストです。

 

 

                        <3日目に続く>

 

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