to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2016年2月6日 信州旅行 2日目 その3(上田市内)

2016年02月16日 21時24分28秒 | 旅行

上田市内に戻り、昼食をとるために再び柳町に向かいます。

今回は蔵屋という店に入りました。昨日来た時に気になっていた店です。

 

 

古い蔵を改装した店で、店内はかなり暗めです。

 

 

メニューの写真を撮ってこなかったので、写真だけ載せておきます。

味はまあまあです。

 

 

 

 

 

 

店を出ると、風が出てきて、だいぶ寒くなっています。

 

「池波正太郎 真田太平記念館」により、

 

飯島商店でジャム、ゼリーをを購入し、

 

 

 

 

 

駅で荷物を受け取り、買い物をし、

 

 

新幹線で帰ってきました。

 

 

このプラン、+1000円でグリーン車が利用できるため、帰路はグリーン車にしました。

 新幹線のグリーン車なんてめったに乗りませんが、意外にシートは堅めでした。

シートピッチは1180㎜ですが、E7系の普通車のシートピッチが1040㎜あるので、それほど広いとは感じません。

シートの調整は電動式で、オットマンがついているのが普通車に対するアドバンテージですが、オットマンはもう少し上がってほしいところまでしか上がらず、今一つ役に立ちません。

 

まあ、座り心地よりも、車内が静か、という点に価値があるのかもしれません。

 

 

                         <終わり>

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年2月6日 信州旅行 2日目 その2(上田電鉄、生島足島神社)

2016年02月15日 22時23分46秒 | 旅行

別所温泉駅にやってきたのは昨日と同じ車両でした。

 

 

 

 

 

 

残雪の塩田平を進みます。

 

 

 

 途中、下之郷駅に上田電鉄の車庫がありますが、そこにすごいものが残ってい得ました。

 

 元東急5200系。初代5000系のステンレスボデー版にして、日本初のステンレス車両です。わずか4両しか製造されなかった車両で、ここに残っているとは思いませんでした。

 

現在は倉庫として使用されているようですが、製造後もうすぐ60年になる車体は輝きを失っていませんでした。

 

 

 

その下之郷駅で途中下車し、生島足島神社に立ち寄ります。

 

 

 

 上田電鉄は列車が5編成ありますが、日中の運用は2編成のみ、残りは下之郷駅周辺でごろごろしています。

 

こちらも元東急1000系の車両。

 

 

こちらは元東急7200系。

 

 

 

下之郷駅は有人駅ですが駅舎はなく、ホーム上の建物内に事務所、切符売り場があります。

 

 

昔、ここから上田丸子電鉄 西丸子線が分岐していました。1963年に廃線されていますが、ホーム跡がそのまま残されています。

 

 

 

 

さて、生島足島神社に向かいます。下之郷駅前が生島足島神社の参道になっています。

 

 

民家の間の参道を進むと鳥居があり、10分かからずに到着します。

 

 

 

 

 

神池の中にある神島に御本社(上宮)があります。なかなか大きな神社で、結構参拝者がいます。

 

 

 

 

神池は凍結していますが、水鳥は元気です。

 

 

上宮の向かい、建物の間を抜けたわかりにくいところに諏訪社(下宮)があります。両方お参りしないと片参りだそうです。

 

 

 

 なんとも不思議な神社です。

御朱印です。

 

 

下之郷駅に戻り、上田に向かいます。

 

 

 

                        <その3に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年2月6日 信州旅行 2日目 その1(かしわや本店 その3)

2016年02月14日 18時29分21秒 | 旅行

「かしわや本店」のチェックアウトは12時、特別なプランとかではなく、普通に12時です。

朝食も遅めの9時にして、ゆっくりすることにします。

 

朝食の前に、外湯に行くことにします。別所温泉の外湯は三か所ありますが、大師湯に行くことにします。「かしわや本店」の玄関を出て一分かからないところにあります。

 

浴槽は5人くらい、洗い場も三か所の小さな外湯です。朝7時過ぎということで、それほど混雑はしていません。

別所温泉の外湯には以前に大湯に入ったことがありますが、お湯が非常に熱くて長く入っていられなかったのですが、大師湯はわずかにぬるいかな、という感じの適温、非常に気持ちの良いお湯でした。

 

 宿に戻り、すこしゆっくりした後、朝食に向かいます。

朝食会場は夕食と同じ場所です。

 

 

昨晩は暗くて見えませんでしたが、北向観音がすぐ近くです。

 

 

朝食は洋食と和食から選ぶことができます。

こちらは洋食。

 

 

 和食はこんな感じです。

 

 三段の箱の中は焼鮭、玉子焼、ぶり大根です。

 

豆腐は自家製。温泉水にくぐらせて食べます。

朝食に湯豆腐出しとけばよいといった風潮には反対ですが、これであれば大歓迎です。

 

 

蒸し野菜。 

 

フルーツ。

 

 

朝食、夕食共にオーソドックッスな朝食ですが、こちらも手をかけた料理でおいしいです。

 

 

朝食の後、部屋に戻り、もう一度温泉に入ります。

この温泉、何回も入っていると、乾燥気味だった皮膚に油分が補給されるような感じがあります。

 

 

チェックアウト時の対応も非常によく、いろいろと気を遣ってくれます。

上田駅まで荷物を送ってくれるサービスがあるということで、利用することにしました。16時までに上田電鉄の上田駅に取りに行けばよいということで、途中下車して観光をするには非常に良いサービスです。

 

あとは、今回は利用しませんでしたが、駅まで送ってくれます。その車が一般的なワンボックス車ではなく、シトロエンC4ピカソ、というのもおしゃれです。

 

 

「かしわや本店」は小学生以下は宿泊できません。また、この辺はまだそれほど外国人も多くないようで、煩わされることなくゆっくり過ごすことができました。

東京からは3時間かからず、温泉、宿、食事のすべて良し、また来てみたいと思います。

 

 

売店で部屋にあった饅頭と、チェックイン時のお茶菓子を購入、宿を後にします。

 

 

 

チェックアウトの後、再び北向観音に向かいます。今日は土曜日、参拝客も多めです。

 御朱印をいただき、別所温泉駅まで歩いて向かいます。

 

 

 天気も良く、山並みがきれいです。

 

 

 

 

約15分ほどで別所温泉駅に到着します。

 

 

                      <その2に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年2月5日 信州旅行 1日目 その6(かしわや本店 その2)

2016年02月13日 20時50分22秒 | 旅行

宿に戻り、まずは温泉に入ります。

この宿では宿泊者は40分間貸切風呂を利用することができます。フロントで予約するのですが、ちょうど夕食前の時間が取れたので、まずは貸切風呂に向かいます。

 

貸切風呂は本館の一番奥にあります。時間にフロントに行くと、バスタオルを持って案内してくれます。

 

貸切風呂は、構造から見て昔は大浴場だったと思われ、大浴場としては手狭なので離れに大浴場を作り、貸切風呂に改装したようです。なので、貸切風呂としてはあり得ないくらいの広さです。

 

別所温泉のお湯は強いイオウ臭のある単純泉ですが、ここのお湯はあまりイオウ臭がしません。泉質表示を見ると循環ろ過、加水ありなので、そのせいかもしれません。

しかし、お湯の良さは失われていません。疲労回復、関節、筋肉痛に抜群の効果を発揮します。湯上りの体やタオルはしっかりイオウの臭いがついているのが照明しています。個人的には今までに入ったことのある温泉の中では最上級の良いお湯だと思います。

 

ところで、貸切風呂で二つ、問題があります。一つは、露天風呂もあるのですが、温度が熱すぎて入れなかったこと。さすがに真冬に冷めるまで待っている訳にも行かず、あきらめました。

もう一つは、貸切風呂に二つ洗い場があるのですが、両方同時に使うと片側が全く蛇口からお湯が出なくなること。お湯の出が弱くなるとか、温度が下がるとかのレベルではありません。全くでなくなります。

ここは改善を望みます。「かしわや本店」滞在中唯一の不満でした。

 

 

貸切風呂を出た後、ロビーでしばしくつろぎます。

ロビーにはフリードリンクコーナーがあり、麦茶、オレンジジュース、紅茶、コーヒー等を自由に飲むことができます。

 

「かしわや本店」の本館は見た感じ結構古い建物のようですが、しっかり手入れされており、古さを感じません。

ちなみに旅館の建物で古くて侘しさを感じるベスト3は、色あせたじゅうたん、しみだらけの壁、かび臭い空調です。

 

古い建物なのでいたるところに段差があるのですが、必ずスロープが設置されています。本館二階への階段にはリフターが設置されています。

客のためになることになることであれば惜しまずなんでもやる、ということは徹底しています。

 しかし、押しつけがましさは一切ありません。

時々、「うちの宿はこんなにお客様のためにいろいろやっているんですよ、すごいでしょう」みたいな無言の圧力をかけてくる宿に当たりますが、そのような宿はこちらが気疲れしてしまい、正直くつろげません。

この宿ではそのようなことはありません。それが当然であるとばかりに悠然としています。個人的にはこれが本当の一流の宿だと思います。こちらもゆっくりくつろぐことができます。

 

 

 

夕食までまだ時間があるので、いったん部屋に戻ります。

時間になると係の人が部屋まで迎え来てくれ、本館の食事処に案内してくれます。

 

食事処は本館の二階と三階にあります。二階に上がる階段の周囲には、皇族をはじめこの宿に宿泊した著名人の看板が飾られており、この宿の格式の高さを感じられます。

 

 

食事の前に、二階に利き酒コーナーがあります。

 

日本酒3種類とフルーツジュース4種類の飲み比べができます。

飲みすぎると食事の前に出来上がってしまうので注意が必要です。

 

 

今回の食事処は本館の三階、遠くに上田の町の明かりが見えます。

 

 

さて、今回は格安プラン、ということで、食事は多少落ちるかと思いましたが、そんなことはありませんでした。例え格安プランであっても手を抜くことはないようです。

 

 

 

食前酒は金柑酒です。

まずは前菜。季節感があり、非常に手が込んでいます。

鬼に金棒。鬼はすあまのような食材、金棒は生姜にあられをまぶしたもの。

青ばつ豆。

真田丸松風。真田丸はこの辺の地鶏だそうです。

青菜浸し肝酢がけ。鮟肝が効いていておいしいです。

鰯小袖寿司。

 

 

 

小鉢。野沢菜そば饅頭。

 

 

吸い物。海老真丈。やはり出ました六文銭。六文銭は昆布を型抜きしたものです。

 

 

 

 造里。海と川の幸。川の幸は信州サーモンです。山の中の宿ですが、刺身もおいしいです。

 

 

 

 煮物は二種類から選びます。一人ずつ別のものを選ぶこともできます。

牛のタンシチュー。

市販のデミグラスソースの、あのプラスチックっぽい味が苦手なのですが、これはそのような余計な味や、変な後味はありません。

 

もう一つは炊き合わせ。こちらは鰊と野菜の純和風です。

 

 

 

 

焼き物。鰆柚庵焼。

下の石が暖まっていて、冷めない工夫がされています。

 

 

 揚げ物。カキアーモンド揚。

この揚げ物、油のしつこさはなく、冷めてもべとべとになりません。ただ、油がなさ過ぎて、多少ぱさぱさした感じがあります。

 

 

 台の物。真田丸六文銭鍋。

本日二回目の六文銭は、地鶏の真田丸をつくねにしたものです。ものすごくよい出汁が出るので、スープもおいしいです。

 

 

酢の物。あぶり北寄貝。

 

 

食事は大根菜飯。

 

 

 デザートは苺と柚子のムース。

 

 

 正統派の旅館料理で、特に凝った味付けはありませんが、一品一品が非常に手が込んでいて非常においしいです。油っこい食事が少ないのも個人的には好感が持てます。

 

食事は2~3品まとめて出されます。こちらの食事の速さを見て調整しているのでしょうが、出てくるペースは比較的ゆっくりです。

 

 

食事の後、部屋に戻り、はなれの大浴場に入り、就寝します。寝具も快適で、ゆっくり眠ることができました。

 

 

                      <2日目に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年2月5日 信州旅行 1日目 その5(北向観音、安楽寺)

2016年02月12日 20時45分57秒 | 旅行

 まずは北向観音に向かいます。

「かしわや本店」は北向観音のすぐ隣にあり、玄関を出てほんの数十秒で境内に到着します。

 

北向観音はその名の通り北向に建っており、境内には雪が多く残っています。

 

 

境内からは遠くに上田方面の町並みを見ることができます。

 

手洗い場は天然温泉です。

 

 

平日、しかも夕方ということで人は少なく、寺のお守り売り場の人もすでにいませんでした。

宿から近いので、明日、もう一度御朱印をもらいに来てみようと思います。

 

 

北向観音の参道を通り、安楽寺に向かいます。

 

 

 

 

安楽寺までは徒歩15分くらい、すでに山あいに日は落ち、だいぶ寒くなってきました。

 

 

杉木立の中の参道を進み、山門を抜け、まずは本堂に参拝します。

 

 

 

 

 

この寺には国宝 八角三重塔があります。拝観は16時まで、ぎりぎり間に合いました。

 

雪で凍結した階段を登り、三重塔に到着します。

 

現存する唯一の八角塔で、いつ建築された野かは明確ではありませんが、1300年前後と推定されており、相当古いものであることは間違いありません。

この角度で見るとどうみても四重の塔ですが、一番下は屋根ではなく裳階ということのようです。

 

それにしても、京都奈良のように注目を浴びるわけでもなく、なんとも地味な国宝です。国宝としての価値に差があるわけではありませんが。

 

 

だいぶ寒くなってきたので、宿に戻ることにします。 

「かしわや本店」の部屋数は15室と多くはありませんが、宿のスタッフは宿泊客をすべて覚えており、出かけて帰ってきても当然のように迎えてくれるのもさすがです。

 

 

                            <その6に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする